2ICのスーパーへテロダイン方式(superheterodyne)AMラジオです。
セラミックフィルタを使い製作しやすくなっています。
回路設計、基板設計はEagleを使用し、OLIMEXに発注しました。
受信周波数 535KHz - 1605KHz 受信方式 スーパーへテロダイン方式 出力 イヤホン 電源 単4x2 消費電流 8.5mA,無信号時 電池寿命 アルカリ電池1000mAH/20mA=50hour
- 部品点数が少なく製作が容易です。
- OSCコイルと、IFTコイルの接続向きに注意してください。
- セラミックフィルタの向きに注意してください。入力と出力があります。
値 数 備考 LA1600 1 U1 AMラジオIC、三洋 TA7368 1 U2 アンプIC、東芝 510 1 R1 カーボン皮膜抵抗1/4W 10K 1 VR1 ボリューム(Aカーブ) 0.047uF 1 C1 積層セラミックコンデンサ 0.015uF 1 C4 積層セラミックコンデンサ 1uF 1 C5 縦型電解コンデンサ(耐圧6.3V) 22uF 1 C2 縦型電解コンデンサ(耐圧6.3V) 100uF 2 C3,C6 縦型電解コンデンサ(耐圧6.3V) 470uF 1 C7 縦型電解コンデンサ(耐圧6.3V) SFU455A 1 F1 セラミックフィルタ、村田 SP 1 SP マグネチック・イヤホン 赤コイル 1 OSC1 発信用コイル,WARC01 黄コイル 1 IFT1 初段用コイル,WARCA2 150pF+70pF 1 VC 2連ポリバリコン、CBM-223B-1F4 600uH 1 T1 バーアンテナ、SL-55X
- 電解コンデンサはケースに収めるため、小型のものを使用します。
- バーアンテナを金属製のワイヤーで固定してはいけません。周波数範囲が移動します。プラスチック製の結束バンドを利用します。
- バーアンテナの下にシールドを設けてはいけません。感度が下がります。
調整にあたって最低限周波数カウンタが必要です。(C)2010 All rights reserved by Y.Onodera.
- 局部発振周波数F2の範囲が990KHz-2060KHzとなるように赤コイルとVC2のトリマを調整します。(U1のOSCにカウンタを接続)
- 同調周波数F1の範囲が535KHz-1605KHzとなるようにVC1のトリマを調整します。
- 周波数全域にわたって中間周波数IFが455KHzとなるように黄コイルを調整します。(F1の入力ピンにカウンタを接続)
- 1-3の操作を繰り返して調整します。
- 選択度が高く、近接する弱い局も受信できます。