説明の説明
- 2022-10-20 初版
- 2022-11-02 話しても無駄な人、無視(スルー)する能力
- 2023-02-25 法律の限界
はじめに
- 説明の説明とは無限ループに陥りそうですが再帰です。この論理わかりますか。
- 多くの方と議論して、気が付いたことがあります。
- それは「説明の仕方」です。説明が説明になっていないことが多いです。
- 本人は説明している「つもり」になっているだけです。気が付いていません。
- たわいもない話ならかまいません。あいさつだったり、天気の話など。
- ところが説明や説得となると基本中の基本が前提になります。
- ※筆者は説得もおすすめしません。無駄だからです。無駄を前提に説得しなければなりません。さらに親切を仇で返されるかもしれません。
- 初歩的な前提を理解していないと、説明になりません。
- とくに文系の方が理系の方に説明をするときは気を付けましょう。
- 理系の方をいらつかせたり、無視されます。
- 理由は簡単で初歩的な前提さえも理解できていないから、そこから話をはじめなければならず、話しても時間の無駄だからです。
- 知識や能力のレベルが違いすぎて話が通じません。そもそも議論が成立しません。
- 高校生や大学生をあいてに話していると思ったら、小学生や中学生だったようなものです。
- 大人をあいてに話していると思ったら、子供だったようなものです。
- 理系であれば当たり前のことが文系には当たり前ではないのです。
- こんな初歩的な前提から話をしなければならないことに筆者は気が付きませんでした。
言葉は伝わらないもの
- ※筆者は執筆活動をしているため、どうしたら説明できるのか考え続けています。
- ※読者に伝えるというのは意外に難しいです。言葉が伝わらないのです。編集者とさえ伝わりません。
- ※意味がわからなかったり、間違って伝わったり、読者の常識と現実は異なっていて誤解したり、問題山積です。
- ※感覚的に半分も伝わればよいほうです。
- ※筆者は言葉は伝わらないことを前提にしています。だからどうしたらよいのか考え続けています。
- ※読者のレベル(理解度)や分野に応じて説明の仕方も変えます。
- ※初心者向けなのか上級者向けなのか、ハードウェア技術者なのかソフトウェア技術者なのか。
- ※すべてのレベルですべての分野を網羅しようとすると、とんでもないことに気が付きます。それはほとんど不可能です。
- ※子供から専門家まで同時に満足させることはできません。
- ※読みやすいように文章を減らすと概要は伝わるのですが、細かい部分が伝わりません。子供は満足しますが、専門家は満足できません。
- ※細かい部分まで伝えようとすると文章が増え、全体像が伝わらなくなります。子供は満足できませんが、専門家は満足します。
- ※「木を見て森を見ず」。
- ※日本語はわかりきっているときに省略する言語です。英語ではありえません。
- ※主語や目的語さえも省略が多いです。どこか「察する」ことを前提とした(要求する)言語です。
- ※「あれをあれして」ってわかりきっている夫婦では伝わるのです。
- ※「行間を読む」とはまさに「察する」ことです。暗黙の了解をするように脳が鍛えられてしまい、意識しないほどです。
- ※知らず知らずに「日本語脳」を形成します(「人は」の主語を省略、気が付きましたか)。歩くとき右足を出してなんて意識しないですよね。
- ※この暗黙の省略が誤解を生むときがあります。書き手と読み手で想像するものが異なります。一方で想像力を掻き立てる効果もあります。
- ※よく外国人に実際の日本語は文法通りではないと指摘されます。
- ※ただでさえ言葉は伝わりにくいのに、説明が説明になっていないとしたらもうお手上げです。
- ※この「お手上げ」という表現も英語では伝わらないですね。
(あえて)説明を繰り返す
- 筆者は意図的に説明を繰り返します。くどくない程度に。
- 言葉は伝わらないことを前提にしているからです。10伝えても5程度しか伝わりません。
- 人は繰り返すことで学習します。一度で覚えられません。
- 一度で覚えられるなら、テストは全員100点です。
- ※脳に短期記憶と長期記憶があります。短期的に記憶しても長期的に記憶できません。
- ※自閉症の中には、一度で記憶してしまう人がいます。単語や風景など。そして忘れられません。
- ※※筆者は自閉症を個性と考えています。自閉症を差別するつもりはありません。
- ※※大小の差はあれ、人は何かしらの障害を抱えています。高校生の7割が近視です。
- ※この忘れられないことが弊害を起こします。いつまでも忘れられないので記憶が混乱します。
- ※どんどん記憶が蓄積し、整理しきれなくなります。いつまでも嫌な記憶が残ります。
- ※(適度に)忘れるというのは人間に与えられた能力です。嫌な記憶(トラウマ)を忘れることで次の行動をおこせます。
- ※まったく記憶できないというのも問題であり、適度に記憶し、適度に忘れることが理想です。
- ※記憶を修正(自己修正)するためには、適度な記憶と適度な忘れが必要です。
- 認知症検査に短期記憶の試験があります。
- はじめに10個の単語を覚えてもらいます。
- そして別の試験を行います。アナログ時計の読み取りなど。
- 最後にはじめに覚えた単語を答えてもらいます。
- 100%答えられる人は少ないです。
- 短期記憶でさえ、この程度ですから、長期記憶はもっと低いです。
- 人は繰り返すことで学習します。
- 説明を繰り返さないと伝わりません。
- 説明を繰り返しているうちに矛盾を起こすようなら、説明に間違いがあります。
- 繰り返しに耐えられないようなら、何か間違っています。
- 説明を繰り返すことで、間違いにも気が付きます。
言葉が伝わらない=言わないも同然
- 言葉が相手に伝わらないとは「言わないも同然」です。「言っていない」に等しいです。
- なんか発しているなぐらいにしかなりません。カエルの鳴き声や、犬が吠えているなぐらいです。
- 意思疎通を図る手段として、人間の言葉は重要です。
- 言葉が伝わらないとは、言っていないことになります。
- 聞く側からすれば、聞いていないも同然です。
著作権と免責事項
- 直接間接に関わらず、使用によって生じたいかなる損害も筆者は責任を負いません。
- 記事は無保証です。修正義務や回答義務を負いません。
「説明」とは
- このコーナーは「論理的な思考で考えてみましょう」とはじめました。
- ところがそもそも「論理」を理解していない人にとっては無意味です。
- 「説明」とはなんぞやという話をしなければなりません。科学的な説明を意味します。
- こんな初歩的な前提から話をしなければなりません。
- 単なる事実の説明ではなく、相手に理解を求める説明(納得させる説明、有無を言わせない説明)の話です。
- 簡単な例では「正しい」のか「間違い」なのかを議論する例です。
- 大事な「前提」があります。
(客観的な)「根拠(理由)」が必要
- 科学や裁判では「証拠」つまり「根拠(理由)」が必要です。
- これなしに議論しても何の説明にもなりません。
- 裁判官が根拠や理由も示さず、なんとなく感覚で「あなたは有罪」では困ります。
- 裁判では「証拠」を法律(決まり、ルール)に照らして、「有罪」「無罪」を決定します。
- 証拠がなければ犯罪に問うことはできません。
- 法律に記述されていなければ、そもそも犯罪に問うことはできません。
- 科学や数学においても「根拠(理由)」がないと説明になりません。
- ※事件や事故で当事者ではなく(利害関係のない)第三者が「見た」という事実(証言)も「客観的な根拠」になります。
- ※もちろん記憶もあいまいな可能性があるので複数の証言を重ねます。複数の人が同じ現象を目撃していれば確証が高いです。
- ※防犯カメラやドライブレコーダも「客観的な根拠」になります。
- しかも科学や数学の場合、だれにも嘘だとは言わせない「絶対的(客観的)」な根拠(理由)です。
- 法律においても「言い逃れを許さない」根拠(理由)です。
- 誰がどう見ても認めざるを得ない根拠(理由)です。
- 根拠(理由)は厳密で「あいまいさ」や「例外」はありません。あってはいけません。
- 単に「主観的」な思いを理由にできません。誰からも文句を言わせない「客観的」な理由が必要です。
- 「自分の思い」と「他人の思い」は異なります。だから理由になりません。
- ※「主観的」な思いを追求しても言い逃れを許してしまいます。有名な答弁ありますね「記憶にございません」。
- ※たとえ意図的であっても「記憶にございません」と答えられたら、それ以上、追及しようがありません。
- ※記憶にないのでは意図があるとも嘘とも判断できません。
- ※本当に記憶にないのかもしれません。皆さんは一年前の昼食に何を食べたのか覚えていますか。
- ※客観的な記録(メモ、写真、レシート)がないと証拠にならないでしょう。
- 「推測」や「憶測」も根拠にしてはいけません。
- 「偉い人が言っているから」も「多くの人が言っているから」も根拠にしてはいけません。
- 「思い込み」も「勘違い」も根拠にしてはいけません。
- まして証拠の捏造なんて言語道断です。
- 根拠にならないものを説明に持ち込んではいけません。
- 説明に客観的な「根拠(理由)」が必要です。
- 「根拠(理由)」のない話は説明ではありません。
(正しい)「論理」が必要
- 正しい「論理」が必要です。論理を間違えてはいけません。
- 間違った論理展開は通用しません。飛躍した論理も通用しません。
- 自分だけ都合のよい論理もいけません。相手に利用され追い詰められます。論理矛盾してはいけません。
- ※数学で論理矛盾が見つかった場合、答えは誤りです。
- ※ジョニー・デップとアンバー・ハードの裁判で弁護士が自分に都合の良い論理を持ち出したところ、逆に証人が弁護士をやり込めました。
- 数学ではA=BでB=CだからA=Cという正しい論理展開が必要です。
- 誰にも文句を言わせない論理展開が必要です。反論の余地がありません。
- 犯罪の立証も文句を言わせない論理展開が必要です。犯人しか知りえない情報であったり客観的な証拠から犯人を特定します。
- 数学において正しい論理展開なら、だれが考えても同じ答えにたどり着きます。
- 科学も証拠を積み上げて(論理展開して)いきます。積み上げた論理を科学理論と呼びます。
- 誰にも科学理論(法則)を嘘だといわせません。誰かが一つでも(少しでも)科学理論の例外を見つけたらその科学理論は崩壊します。
- 誰が科学理論を検証しても(現時点で)同じ結果です。例外はありません。
- ※数学に例外はありません。疑う余地はありません。
- ※科学はわずかに例外の発生する可能性があります。その確率は世界の人(78億人)が検証しても見つからないレベルです。
- ※(検査汚染を除き)DNA鑑定も絶対ではなく1億分の1の確率くらいで間違います。
- ※科学とは(現時点で)世界の人が検証しても例外を見つけられません。つまり誰も否定できません。
- だから数学的、科学的な論理展開をします。感情の論理(感情論)は通用しません。
感情論を持ち込んではいけない
- 説明に感情を持ち込んでもいけません。感情論は説明になりません。個人的な意見や感想も不要です。
- むかつくから「あんたは有罪」なんてできません。
- ※人は感情で行動します。それを理解した上の話です。
- ※感情的には理解できますが、法律的にどうしようもないこともあります。
- ※些細で細かいことまで法律で縛ると、息苦しくなります。あらゆる行動が制限されます。自分に跳ね返ってきます。
- ※例えば環境問題でCO2を全面禁止し、わずかな排出も犯罪にすると皆さん呼吸できなくなります。呼吸すると逮捕されます。
- ※ちなみに人は酸素O2を吸い、二酸化炭素CO2を排出します。
- ※法律は犯罪との境界線を決めており、最低ラインを指定するしかありません。この線を越えたら明確に違反とせざるをえません。
- ※法律の境界線があいまいでは困ります。匙加減一つで変わっては困ります。それはもはや法律の不備です。
- ※「感覚」で「あなたは有罪」では困ります。感覚を持ち込んではいけません。
- ※大麻に使用の罪がありません。ずっと疑問でした。謎でした。
- ※なぜだかわかりますか。昔から七味唐辛子の原料に使われているからです。
- ※うどん屋、そば屋、牛丼屋から出てきた人を尿検査したら陽性です。みんな逮捕しなければなりません。
- ※警官は店の前に待ち伏せして、次から次へ逮捕すれば成績を上げられます。
- ※ちなみに大麻のにおいを確認した警官も使用の罪で逮捕です。検査すれば陽性です。
- ※(前日に使用していたかもしれません。いま匂いを確認したからなのか、前日に使用していたからか検査で判別できません。)
- ※副流煙でかいだ周辺の人も使用の罪に問われます。使用が意図的か否か区別できません。巻き添えでも罪に問われます。
- ※だから使用の罪を法律にできないのです。裁判官も検察官も弁護士も簡単に罪に問われてしまうので法律にできないのです。
- ※他人の迷惑で逮捕されるなんて、理不尽です。罠にはめられたようなものです。
- ※※厳密性を追求していくと、麻布の服を着たり、麻布のバックを持っていると使用の罪に問われます。
- ※※歴史的に麻との関係は深いです。もちろんそんなことが起こらないのように法律で除外しています。
- ※※使用の罪を検討しているようですが、法律の運用で問題になるでしょう。
- ※※咳止め薬に使われるコデインでも検査に引っかかるようです。
- ※※アスリートのドーピング検査なみに食品管理しないといけないかもしれません。
- ※一方で法律の不備もあります。
- ※家出した未成年者を保護すると今の法律では「誘拐」と扱われます。
- ※(一時的に)家に連れて帰ったりできません。即座に警察に引き渡すしかありません。
- ※一緒に食事に行けば、連れまわしになります。自分の車に乗せてもいけません。誘拐行為と判断されます。
- ※理由があって家に帰りたくないのに事情を聞くこともできません。
- ※良かれと思って保護すると誘拐に問われます。ご注意ください。
- ※(いつのころからか知りませんが)変な法律の解釈をするため、今後、未成年者を見て見ぬふりになるでしょう。
- ※夜の見回り活動も誘拐に問われるかもしれません。
- ※他人の子供を車に乗せて送り迎えしても誘拐に問われるかもしれません。
- ※人の善意を悪意を持って法律解釈するとこうなります。世知辛い。
- ※また明確な基準がなく、匙加減の法律もあります。法律とは呼べないので廃止する必要があります。あいまいな基準は法律ではありません。
- ※信号機のない横断歩道で歩行者が車に進行を譲っても法律上は違反扱いになったりします。
- ※危険だから先に車を行かせたい場合もあります。残念ながら「善意」は見えないので法律上の不備です。
- ※というよりも、もともと「感情」と「法律」の相性が悪い。「善意」は法律で考慮されない。
- ※法律を作る時に感情を排除しなければならない。感情に無関係な法律にしなければならない。
- ※本来「法律」に「感情」を持ち込んではいけない。感情によって結論が変わってはいけない。法律ではなくなってしまう。
- ※実際には情状酌量(酌量軽減)という制度がある。苦肉の策であろう。
- ※※法律より感情が優先されてしまうと、法律が曲げられてしまう。法治国家を保てない。
- ※※韓国を見るとわかる。感情を優先するため、法律さえも曲げられてしまう。条約を後でなかったことにする。
結論
- 説明に(客観的な)「根拠(理由)」と(正しい)「論理(展開)」が必要です。
- この2つを欠いた話は説明の体を成していません。
- 説明=(客観的な)「根拠(理由)」+(正しい)「論理(展開)」
- 根拠と論理的な思考なしに、説明は成り立ちません。
- 理系の方は知らず知らずに身につけます。
- 根拠のない話に結論はありませんし、結論はでません。
- 論理展開を間違えれば、結論も間違います。
- 根拠にならない憶測や推測を持ち込むと、正しい結論を得られません。
- 文系の方はこの前提を破って話をすることが多いです。知らないだけでしょう。
- ※「我思う、ゆえに我あり」自分自身にとっては正しいが、他人にとって正しいのか証明にならない。
- ※社会の中で生活していると、あいまいな部分が多い。
- ※ただし時に厳密性を要求されるときは社会的なルール(法律)を適用する。この場合、厳密に解釈され言い逃れを許さない。
- ※客観的な説明(だから科学や数学を基にする)でも厳密性を要求される。有無を言わせない。誰も否定できない。
- ※チェスや将棋にあいまいなルールはない。勝敗に関して誰も文句を言えない。
- ※同様に理詰めで説明をする。
- ※こういう習慣や訓練をしていないといつまでたっても説明できない。説明にならない。
- ※説明に根拠や論理以外にも技量が必要。
ちょっと補足
- 大半の裁判官、検察官、警察官は良識をもって職務の遂行にあたっています。
- 社会秩序を守るため、市民を守るために仕事をしています。そのために市民は税金を払っています。
- ところが、組織の論理、身内に都合の悪いこと、思い込みが入り込むと途端に硬直化します(見立ての誤り)。
- 犯罪を取り締まってほしいからこそ、後でひっくり返されないようにしなければなりません。
- はじめは認めていても公判で否認することはよくあります。想定内でしょうが不備があるとひっくり返ります。
- 別件逮捕で本当の目的を隠して捜査する行為は、違法捜査や逮捕状の不正請求(公文書偽造)になり、後で不起訴処分になります。
- 昔は、通用していたかもしれませんが、最近は通用しなくなりました。
- こういうやり方は倫理的にも問題です。法によるいじめです。
- 逆に、公文書偽造の罪に問われます。
- 本末転倒です。法律の悪用、抜け穴はさけましょう。
- 法律に限界があります。そこを超えてはいけません。残念ながら万能ではありません。
- 違法捜査による証拠は証拠と認められません。証拠を失います。焦ると元も子もなくなります。
石橋を叩いて渡る
- 日常会話なら意識する必要はありません。個人的な意見や感想もかまいません。
- ただし、相手を批評批判したり、相手の主張に反論するときは意識する必要があります。慎重に発言しましょう。
- 根拠(理由)のない説明や、間違った論理展開はいけません。
- 推測や憶測を持ち込んでもいけません。
- 聞きかじった情報(拾ってきた情報)は間違っていることがあります。確認しましょう。
- 間違った情報を元に話してはいけません。
- 念には念を入れて、確認してから話をしましょう。
- 自分の常識なんてあてになりません。
- 確認できないなら、話をやめましょう。
- それ以前の話があります。
礼儀
- そもそも知らない相手を批評批判するときは、礼儀をもって接しましょう。感情をぶつけてはいけません。
- ※原則として関係ないなら、あれこれと口出し(指図)してはいけない。これを破るなら礼儀をもって接しなければならない。
- ※法律を遵守している限り、思想と言論の自由がある。何を信じようが何を言おうが(何を考えようが)自由である。
- ※世の中には戦争を正義と考える人もいる。正しいか間違っているかを問わない。
- そもそも関係がないのですから、いきなり罵倒してはいけません。
- まして暴言、威嚇、脅迫はいけません。これは犯罪です。
- 逆にあなたが知らない相手から、いきなり罵倒されたらどう感じますか。対人恐怖症になるかもしれません。
- ※最近は言ったもの勝ちのような風潮があるが間違い。言動には責任を伴う。
- 議論を吹っ掛けても、相手に答える義務はありません。赤の他人ですよ。相手にケンカを売っているだけですよ。
- あなたに関係のない他人を批判できるだけの権利があるのか考えましょう。
- 関係のない相手が間違っていようと、あなたに直接の被害がないなら、あなたに批判する権利はありません。
- ※関係がないので被害があるわけない。だから関係のない相手に手を出してはいけない。
- 関係のない相手が間違っていようと、どうでもいいことです。あなたに被害はありません。警察に被害届を出すこともできません。
- なんの利害関係(契約)もないのに、相手を批評批判しても自己満足でしかありません。単に自分の意見を言いたいだけです。
- 論破したなんて自己満足だけです。あるいは他人に認めてもらいたいだけです。これを承認要求と呼びます。
- ※裏には正義感もあります。正義感を振りかざしてはいけません。まじめな人、正直な人ほどこの傾向が強い。
- ※その正義、本当に正しいですか?正義の定義も人によって異なります。絶対に正しいですか?
- よってたかって、いじめているだけです。民衆の集団圧力(集団心理)は恐ろしいものです。
- 自分の意見を言いたければ、自分の掲示板なり、自分のブログで語ればよいだけです。
- わざわざ出向く必要はありません。わざわざケンカを売る必要はありません。
- また例え相手が間違っていても、付け入ってはいけません。
- 間違わない人はいません。そんなことをしていると自分に跳ね返ってきます。
- まさかとは思いますが、他人に厳しく、自分に甘いなんてことないですよね。
- あらさがしをやめましょう。
- まずは相手の話をよく聞いてから、話を始めましょう。相手の話を聞かず、一方的な自己主張はやめましょう。
- 事実関係を確認しないで指摘や反論をやめましょう。憶測は間違っているかもしれません。
- ※俺の話を聞け。お前の話は聞かぬ。どうかしていますね。
- ※事実関係を確認しないまま報道した新聞社は削除とお詫びに追い込まれました。
- ※間違った情報をもとに正義感を振りかざすと加害者になります。責任を追及されます。
- ※アクセルとブレーキの踏み間違いと同じです。自分は正しいと思い込んでいます。
- ※事実確認しないでコメントする人、多すぎです。思い込みでコメントしたら間違います。
- ※筆者は正義感を振りかざないようにしています。立ち去るだけです。関りを持ちません。
- ※本当に正しいなら、筆者が正義感を振りかざなくても、受け入れざるを得ません。
- 間違いを指摘するにも、さりげなくやりましょう。
- 相手を追い詰めても何の得にもなりません。関係のない相手と裁判しているわけではありません。
- 関係のない相手と熱く議論したり、感情的になっても意味ありません。
- ※事故や裁判など、関係があるなら話は別です。
- ※未成年であれば親子関係があり、保護関係があります。だから親は子供に指図するのです。悔しかったら自立すればよいだけです。
(原則として)そもそも干渉しない(多様性を認めること)
- ※原則として他人の生き方に口を出さない。指図しない。こうあるべき論を相手に押し付けてはいけない。多様な価値観がある。
- ※もちろん最低限の(前提)条件がある。法律に違反しない。科学や数学に逆らわない(逆らえない)。
- ※1+1=3と主張されても納得するわけない。買い物でおつりを間違えたら納得するわけない。この価値観は共通でなければならない。
- 筆者はわざわざ他人の掲示板に出向いて批評批判しません。時間の無駄だからです。
- 何を主張しようと、間違っていようと、どうでもいいです。
- 正すこともしません。
- ※説明しようがしまいが、科学にだれも逆らえず、従うしかありません。
- ※科学に(今のところ)間違いはなく、間違うのは人です。
- ※筆者が間違いを指摘するまでもありません。放置主義です。
- ※筆者も間違います。間違うことを前提にしています。
- ※気を付けているつもりでも、いまだに「てにをは」を間違えます。
- 人は何を言われようが変わりません。説得できるなんて思ってはいけません。
- 自ら考えを変えるしかないのです。
- 「他人(の考え)」と「過去」を変えることはできません。
- 説明しても時間の無駄です。不毛な議論になるだけです。
- だから放置あるのみです。触らないで立ち去ります。触らぬ神に祟りなし。
- 何も言わずにそっと立ち去るのが、大人の礼儀、流儀です。
- これは自然界のルール(掟)です。熊を見かけたら立ち去ります。わざわざ戦いを挑むのはおろかです。
- 熊を説得できると思ってはいけません。熊の生き方に口出ししない。距離を保つ。無用な争いを避ける。
- ※SNSの発達に伴い「人の距離感」が近くなりました。この弊害です。今後は逆に「人の距離感」を保つ必要があります。
- ※ネット上で人との接触機会が簡単かつ増えました。便利な一方で弊害もあります。接触しないことも学びましょう。
- ※他人の生き方に口出ししない、指図しない、干渉しないようにしましょう。これは多様性を認めることです。自由を認めることです。
- ※※原則として干渉してはいけない。もちろん法律の遵守が前提にある。法律に違反していなければ何も手出しはできない。
- ※干渉を許してしまうと自分に口出しされても文句を言えない。自分は口出しするが、相手は口出しするなはご都合主義です。
- ※キューバ危機をご存じだろうか。ソ連がキューバにミサイルを配備しようとして米国が怒った。しかし米国はトルコにミサイルを配備していた。
- ※ご都合主義は許されない。ソ連はトルコのミサイル撤去を条件にキューバのミサイル配備をやめた。
- ※干渉しすぎるから、問題(誹謗中傷)を起こします。干渉するから戦争になります。
- ※たとえ気に食わなくても(腹が立っても)、 自分の意見と異なっても、(自分に害がないなら、関係がないなら)原則として干渉してはいけません。
- ※自分の意見を言うなではありません。相手に干渉するな(関係をもつな)です。自分の意見は自分の場所で発言すればよい。
- ※※なんでもかんでも口出し(干渉し)始めると、世界中の人を相手にしなければなりません。世界中を敵に回します。
- ※※昔は物理的な距離があり、簡単には干渉できませんでした。だから世界的な戦争を起こそうにも起こせませんでした。手が届きませんでした。
- ※※手を差し伸べることが本当に良いことか考える必要があります。それが不幸を呼ぶこともあります。
- ※※魚の取り方を教えると、根こそぎ取りまくり、資源枯渇になりました。
- ※※良かれとおもって古着をアフリカに輸出していますが、一部の富になるだけで大半が捨てられごみ問題を引き起こしました。
- ※※慈善の心は大事だが、最後まで面倒を見きれないなら、手出ししてはいけません。相手に付け込まれ、いいように利用されるだけです。
- 気に食わなければ読まなければよいだけです。無理して読む必要はありません。無視すればよいだけです。
- 強要されているわけではありません。自由意志によって読んでいるだけです。
- 自分で読んで怒って、文句を言い放つなんてどうかしています。
- わざわざハチの巣を突いて、刺されて文句を言ってもね。なんで突いたの。
- ※間違っていたら、さらし続ければよいだけです。自己責任です。
- ※当方は一切関知しません。他人の間違いの責任を負いません。
- ※当方に害が及ばない限り、放置あるのみです。さすがに火の粉が飛んで来たら対処します。
- ※法務局を訪れた方なら経験があると思います。局員は一切教えてくれません。関与して間違いでも起こそうものなら責任問題となるからです。
- ※法律に関係する手続きは本人が申請するもので、局員が申請するものではありません。だから一切関与しません。
- ※間違いは本人の責任です。たとえ嘘の申請があっても局員の責任とならないようにしています。厳格です。
- ※事実上、法律の専門家(弁護士、行政書士)が行う前提になってしまい、一般人が手続きするケースは少ないです。
- ※一方で税務署に相談窓口があり、わからなければ教えてくれます。
「どうでもいい」「とらわれない」の境地と「幸せの価値観」
- ※※相手が何をしようと(金を儲けようが、豪華な暮らしをしようが、有名になろうが)、自分にとって「どうでもいい」です。
- ※※「うらやましい」と思うから、余計なことを言いたくなる(考える)のです。「どうでもいい」と思えるかです。
- ※※「うらやましい」の感情が強くなると「嫉妬」になる。
- ※※そもそも「自分と関係ないでしょ」。相手が金持ちだろうが関係ない。学歴があろうが関係ない。
- ※※それを不公平と思わない。他人の責任にしない。社会の責任にしない。
- ※※悔しかったら「自分がなればいい」「自分でやればよい」。文句をいう暇があれば自分でやればいい。
- ※※なりたい自分像(将来像)は自分で決めればよい。
- ※※ただし努力してもなれるとは限らない。運が味方するかしないかは神のみぞ知る。
- ※※努力しても全員が総理大臣になれない。総理大臣になれないのは不公平と文句を言ってはいけない。
- ※※「平等」をはき違える人が多い。「機会の平等」と「結果の平等」は違う。
- ※※「機会」は平等に与えられるべきだが、「結果」は平等ではない。これが公平というもの。当然、偏った評価はいけない。
- ※※「結果の平等」は不公平を招く。「格差」は公平な評価の結果である。
- ※※「結果が平等」なら、私が総理大臣になれないのは不公平だ。世の中(社会)が間違っていると言い出すだろう。こんな理屈は通らない。
- ※※成果主義とは成果に比例した報酬を得られる(だから成果が同じなら報酬も同じになる)。成果が低いのに同じ報酬は不公平だ。結果は平等ではない。
- ※※所得税の累進課税制度も本当は不公平である。比率計算した時点で同じ痛みを分かち合ってる。成果に比例した税金である。
- ※※累進とは成果以上の比率で税金を負担することになり、不公平である。今は社会的に許容されているが、憲法違反である。偏った評価がなされている。
- ※※※「どうでもいい」の境地とは
- ※※※「モノにとらわれない」、どんなに高価なモノで着飾っても意味がない。どうでもいい。生活できる最低限のモノさえあれば十分。
- ※※※「権力にとらわれない」、地位や権威なんて意味がない。どうでもいい。そこから生じる(強い)プライド(自慢)なんて邪魔になるだけ。捨てちまいなさい。
- ※※※強すぎる(過剰な、行き過ぎた)「自己顕示欲」「承認要求」は(自分にとっても他人にとっても)邪魔でしかない。小さいなら自信につながる。
- ※※※歴史的に「権力」を振りかざすとろくなことがない。
- ※※※人は「何も持たずに生まれ」「何も持たずに死ぬ」。モノも地位も権威も権力もお金も資産もない。持っているような気がしているだけ。
- ※※※人からすべての無駄を省くと何も残らない。無駄はあってもよい。無駄を楽しもう。
- ※※※こういう筆者も昔はなんとなく「うらやましい」「あこがれ」にとらわれていた。いわゆる(作られた)世間の風潮に流されていた(踊らされていた)。
- ※※※根拠のない常識に縛られていた。考えが凝り固まっていた。固定概念(古い価値観)にがんじがらめに縛られていた。柔軟な考え方をできなかった。
- ※※※世間の作り上げた価値観は科学的に正しいとは限らない。偏見にまみれ不公平も多い。むしろ間違っていることが多い。
- ※※※理由なき常識を解き放ってみると、「どうでもよい」ことに気が付く。当然ながら理由のある常識は必要。
- ※※※古い価値観だから全部変えるべきとも思わない。常識に理由があればよい。伝統という古さ故の理由であってもよい。
- ※※※競争社会を否定しているのではない。他人と比べることもあるが、他人と比べ過ぎない。
- ※※※他人が贅沢な暮らしをしていようが、学歴があろうがどうでもよい。とらわれない。
- ※※※そういう生き方を否定しているのではなく、そんな生き方もあるぐらいでしかない。
- ※※※見せつけられても、「ああそうですか」。「それがどうかしましたか」。どうでもいい。
- ※※※学校とか会社とかそんなものは「人生の通過点」に過ぎない。こだわってもしょうがない。こだわりすぎない。
- ※※※固定概念に縛られ世間に踊らされてしまった残念な人と思うだけ。モノを持っていれば偉くなったような気がしているだけ。錯覚であり勘違い。
- ※※※そう思わせておけばいい。自慢をひけらかせばいい。他人よりも自分が上のような錯覚をしているだけ。
- ※※※贅沢な暮らしをしているが、裸の王様。よくわからないで人生を過ごしている。
- ※※※よくある勘違いは稼いでいるから俺は偉い。他人よりも優位な錯覚に陥る。天狗になっている。
- ※※※そういう価値観もある。それも許容する。否定はしない。
- ※※※ただ自分の価値観とは異なるだけ。筆者から見ればどうでもいい価値。
- ※※※豚に真珠。猫に小判。というがそもそも真珠や小判に価値があると思い込んでいる。世間が作り上げた幻想にすぎない。
- ※※※お金に価値があると思い込んでいる。幻想にすぎない。お金=価値ではない。お金とは何なのか理解していない。
- ※※※(法律を遵守している限り、自分に被害が及ばない限り、どうでもいい)
- ※※※本当に幸せな人は自慢をひけらかしたりしない。質素な暮らしをしている。無理に質素な生活をしているのでもない。
- ※※※今も昔も金持ちを公表すると、強盗の対象になる。怪しい投資話や寄付などわんさかとやってくる。危険を避けるため、賢い金持ちは隠すのだ。
- ※※※自慢をひけらかすのは成金。お金の使い方を知らない。無駄遣いしてもらったほうがよい。無駄な見栄を張ってもらったほうが良い。
- ※※※お金を見せびらかすと、税務調査対象にもなる。
- ※※※事業拡大より店じまいの方が重要。ここを間違えると大損する。店じまいのタイミングや方法を考えていない。登山は登りより下りが重要。
- ※※※本当に幸せな人はお金の使い方を知っている。時間の使い方を知っている。
- ※※※幸せとは何なのかわかっている。人生に一貫性がある。
- ※※※1兆円の資産を超えるとお金に執着がなくなる。無理に節約しているのではなく買う意味を感じないだけ。
- ※※※買うにしても買い方が違う。ブランド品を買うのではなく、ブランド(企業)を買う。
- ※※※幸せを知っている人は心に余裕がある。お金にもモノにも縛られない。
尊厳
- 尊厳を説明しようとすると難しい。
- 自分が自分であるために、自分であり続けるために、誰もがもつ権利とでもいえるだろう。
- ある意味、自分の譲れない「こだわり」である。
- 自己決定権であり、思想、自己表現を含む。自分の死に方さえも選ぶ権利も尊厳である。
- ※ただし「こだわりすぎ」もいけない。どうでもいい「こだわり」を捨てよう。どうしても譲れない「こだわり」だけに絞ろう。
- ※日本はまだ「尊厳」をよく知らずにいる。安楽死(言葉が不適切なので言い換えると「自分で死に方を決める権利」尊厳死)が認められていない。
- ※残念だが、病気の治療法がなく、回復の見込みもない。耐えられない苦痛を味わい続け、死を避けられない。もう手の打ちようがない。
- ※それでも「自分が生きたい」と思うなら生きればよい。「自分が死にたい」というのも権利である。周りの人に決める権利はない。
- ※安易な選択は許されないが、「自己決定権」は他人がとやかく指図することではない。
- たとえ他人と相いれない考えであってもよい。
- 英語では dignity という。そこには「品格」という意味も含まれる。
- 尊厳はあってよい。ただしそこにも最低限の決まりがある。
- 他人を巻き込まない、自己完結できることである。
- 他人に被害や危害を与えてまで、尊厳は尊重されない。それを尊厳とは言わない。
- 他人に干渉しない限り、どんな宗教を信じようが構わない。
- 「こだわり」をもってもよい。ただ他人に干渉してはいけない。手を出してはいけない。
- 自分はこの地で暮らしていくという「こだわり」はあってもよいが、他人を排除してはいけない。
- この「こだわり」が時に戦争を起こす。
- 利害関係がこじれ、尊厳同士のぶつかり合いになる。
- どちらも譲れない「こだわり」がある。
- どちらの「尊厳」も間違ってはいない。どちらの言い分も間違ってはいない。
- この解決は難しい。何が正しいのか、どうあるべきか答えがない。
- 一部に愚かな過激な人物がおり、力で制しようとして余計に話がこじれる。
- 「こだわりすぎない」ことが解決策かもしれない。
- この地に「こだわる」から衝突する。自分は「地球で暮らしている」ともっと大きなとらえ方ができればこだわりを捨てられる。
- たまたまここで生活しているに過ぎない。
- 考えが凝り固まっていると、「譲れない」と思い込んでいる。
- 大抵の「こだわり」は「譲れる」ことが多い。どうでもいいことにしがみついている。
- 削りに削って、最後に残った「こだわり」だけにしよう。
- 例えば筆者のこだわりは「一度でも裏切られたら、二度目はありません。」二度と関わることはありません。
戦争とは
- 戦争(紛争も含む)に良いも悪いもない。殺し方に良いも悪いもない。そうした考えを超越している。
- 本来、ルールもない。勝者がルールである。敗者にはなんの権利もない。
- 嘘、だまし討ち、裏切り、なんでもありだ。禁止されている武器だって使う。勝つために手段を選ばない。やりすぎもない。
- 軍人、民間人の区別もない。徴兵制があるなら民間人が軍人になる。ならば事前に民間人を叩いておく。子供だって同じ。
- 戦争は悲劇であり、喜劇ではない。残酷、理不尽、悲しみ、苦しみ、恨み、絶望の塊である。笑いはない。
- ルールのない戦いを戦争と呼ぶ。ルールで物事を決められるなら戦争は起こらない。
- 一度始まってしまうと、なかなか止められない。
- 振り上げたこぶしを下げられない。
- 感情(集団心理)の暴走(怒りの爆発)である。
- 歴史的に、弱いものが追い詰められたときに、戦争を始めてしまう。日本もそうだった。
- もう感情的になっており、理性の歯止めが利かない。合理的な判断をできない。
- たとえ負け戦であっても突き進んでしまう。悲しいかな、それが人間である。
- ※戦争では間違いも起こる。100%の正確性は保証されない。敵と間違えて味方を攻撃することもある。
- ※むしろ間違いは当たり前に起こる。暗いときに瞬時に民間人か軍人かなんて区別できない。
- ※ジャーナリストの構えるカメラはライフルと間違われ、狙撃される。ジャーナリストだから例外で攻撃をさけられるなんて思ってはいけない。
- ※作戦なんて失敗の連続。計画通りにいかない。
- ※無差別に空爆を行う。無差別にミサイルを打つ。
- ※戦争とは間違いだらけなのだ。そこでの不正行為や正確性を追求しても意味がない。嘘が当たり前に起こる。
- ※戦争に正義や倫理を持ち込んでも意味がない。すべて度返しした世界を戦争と呼ぶ。
- ※有無を言わさず、力で制圧する。正義を叫んでも無駄である。嘘を追求しても意味がない。
- ※戦争とは無茶苦茶な行いなのだ。正義も人道も慈悲もない。これを理解していない人が多い。
- 説明とは突き詰めていくと、生き方に通じるものであり、尊厳や戦争にも話が広がってしまう。人生論になってしまう。
- 自分の生き方を説明するのが人生論である。そこには自己決定権がある。他人に干渉してはいけないし、他人が干渉してもいけない。
- 説明の仕方を間違ったり、意図的に罠を仕掛けると戦争になる。
パレスチナ(ガザ)の問題(この話題は別に切り出すかもしれない)
- 9.11(2001)の報復で米国はイラクに侵攻した(2003)。怒りに任せてしまった。巨人を怒らせてしまった。
- ロシアも(NATOに精神的に)追い詰められてウクライナに侵攻してしまった(2022)。
- 2023年ガザでもハマースが追い詰められ1000発ものロケット攻撃をした。人質を取った。業を煮やしたイスラエルがこぶしを挙げた。
- なおパレスチナの代表がハマース(Hamas=Harakat al-Muqawama al-Islamiya=イスラム抵抗運動)ではない。ハマースは政治組織(政党)と軍事組織を持つ過激派組織である。
- パレスチナ自治政府の多数派を占めてしまったが、PLO(Palestine Liberation Oranization=パレスチナ解放機構)派とハマース派で自治政府が分裂してしまった。政治が機能していない。内紛状態。
- ※ガザ地区(ハマース派)とヨルダン川西岸(ファタハ派)で分裂。
- オスロ合意でパレスチナ自治政府が発足することになるが、もともと過激派が政治家になったため汚職が蔓延し、市民の支持もない。
- パレスチナ人は自治政府をイスラエルが結託した組織とみなしている。
- つまりパレスチナ自治政府が腐敗して無茶苦茶な状態にある。特に(ハマースのいる)ガザ地区は無法地帯である。
- ヨルダン川西岸はファタハ派(のちにPLO派に合流)が占めており、比較的安定している。
- パレスチナ自治政府が機能していないため(統治されていない)、イスラエル軍が街中でパレスチナ人を警戒するため検問せざるをえない。
- パレスチナ自治政府に警察機関がない。市民に紛れ込んでテロ活動が行われている。捕まらないから悪人のやりたい放題である。犯罪が蔓延している。
- 塀で囲まれているにも関わらず、外部からロケット弾を持ち込む。
- 弱者がどうにもならないと思ったとき、勝敗を度返しして抗う。窮鼠猫を噛む。
- 弱者が怖いから仕掛けるのだ。強がっていても内心は怖い。強者なら手を出さない。
- パレスチナ自治政府は空中分解し、ハマースを支援していたアラブ諸国が資本主義社会と手を結び始めた。
- このままでは支援を打ち切られると思ったハマースが追い詰められてやってしまった。最後っ屁である。
- パレスチナ問題は歴史的に複雑に絡み合い単純ではない。世界一次大戦、世界第二次大戦、中東戦争と絶えない。
- 日本人もあれこれというべきではない。日本はイスラエルを国家として認めている。一方でパレスチナという国は存在しない。
- 日本はイスラエルを支持していることになる。
- ※1988年にパレスチナの独立宣言をしているが日本は承認していない。日本はパレスチナ国を認めていない。
- ※実際問題として政治が機能しておらず、1994年にやっとパレスチナ国の統治はパレスチナ自治政府と承認されたくらいである。
- ※パレスチナ国を誰が統治するのかさえ決まっていなかった。
- ※だからアラファート大統領、アッバース大統領とは言わず、アラファート議長、アッバース議長と報道する。
- 現時点ではヨルダン川西岸やガザ地区は「国」という形を(実質的に)成していない。帰属の決まっていない宙に浮いた状態にある。
- パレスチナという国(国家)が定まっていないため、国境も定まっていない。もともとガザ地区もイスラエルがエジプトから勝ち取った地域である。
- 帰属の定まっていない土地にイスラエルが入植していった。戦争で勝ち取った地域に入植していった。
- 中東戦争で負け続け、どんどん土地を失った。戦争に勝ったイスラエルが戦利品として土地を獲得した。
- ※例えばエルサレムの帰属が決まっていない。
- ※1947年(パレスチナ分割決議)でエルサレムは国連の永久信託統治となった。
- ※1949年(第一次中東戦争)で休戦協定により西エルサレムはイスラエルが統治、東エルサレムをヨルダンが統治となった。
- ※1967年(第三次中東戦争)で東エルサレムを含めてイスラエルが実効支配している。
- イスラエルは着々と(現代の)国の体制を作り上げてきた。
- イスラエルは建国しているので(法律上)彼らの土地である。
- ガザは壁で封鎖しているにも関わらずどこかからロケットを持ち込む。
- だからイスラエルはアイアンドーム(防空システム)を構築した。8割から9割の迎撃能力がある。もちろん飽和攻撃にすべて対応はできない。
- ※防御システムである。本来なら発射した場所を攻撃するシステムを構築する。イスラエル軍は1に対して10の報復をすると宣言している。倍返しどころではない。
- ※軍事力は圧倒的にイスラエル軍にある。ただハマース戦闘員は市民に紛れ込んでおり、ゲリラ活動しているため見つけにくい。
- ※実際、イスラエル軍がガザに侵攻して掃討作戦を実施している。戦争は急に止まらない。ハマースを壊滅するまでやるつもりだ。
- イギリス、フランスの三枚舌外交で混乱の原因を作り、ヨルダン、イラクの独立など複雑に絡んでいる。
- エジプトやレバノンとも複雑に絡んでいる。
- 調べた限りの情報でしかないので、これでも一部に過ぎない。もっと混沌としているだろう。
- ※筆者はたまたま宗教を調べた経験があり、エルサレム周辺の状況を少しは知っていた。それでも少しだ。全部を理解してはいない。
- ※今に始まった話ではない。1972年9月5日ミュンヘンオリンピックのテロ事件。パレスチナ武装組織がイスラエル人の選手11人を殺害した。
- ※これを機に各国でテロ対策特殊部隊が創設された。
- ※血を血で洗う報復になる。
- ※イスラエル諜報特務庁(モサド)が関係者の暗殺を実行する。これは後に発覚する。
- ※この時期、各国の諜報機関が暗躍した。CIA,MI6,KGBは有名。
- ※表にできない裏の仕事がある。ドラマに当てはめるなら「必殺仕事人」である。
- ※平和ボケしている日本人の考えが通用しない。日本人の常識を持ち込んではいけない。日本人の考えを超えている。
- イスラエルに戦闘をやめろというのも違う。自衛をやめろに等しい。
- その前に、パレスチナ内紛を自分たちで何とかしろが先である。
- イスラエルに攻撃をやめろではなく、ハマース派に戦闘をやめろ、ハマース派を引き渡せが先である。
- ※定かではないが、ハマース戦闘員数百人投降したとの情報もある。
- そうすればイスラエルも攻撃しない。
- 国際世論も変な方向に話が曲がっている。報道に偏見がある。
- 過去のテロ事件、暗殺事件から、交渉で済まない。話しても分かり合えない。表向きは交渉するふりをして裏で武器を集める。報復を考えている。
- 人道支援物資の中に、武器を潜り込ませる。
- パレスチナ自治政府が自ら治められないなら(自治できないなら)、(残念ながら)迷惑を被っている隣人のイスラエルがハマース派を潰すしかないのだ。
- いつまでもわがままなパレスチナを放置できない。
- ※イスラエルの戦闘はやりすぎとの意見もあるが、やらねばやられる。人質を繰り返す。ロケット発射を繰り返す。
- このように「パレスチナ対イスラエル」の構図ではなく、本来は「ハマース派対ファタハ派」の構造である。
- 隣人であるイスラエルはとばっちりを受けている。もちろんパレスチナ(むしろアラブ連合)とイスラエルの問題もあるがこれは英国の植民地撤退に起因している。
- イスラエルにしてみれば早いとこパレスチナとの国境を決めたいのだ。だからパレスチナ分割決議にも同意している(のちに第三次中東戦争(1967)でガザを占領)
- ※イスラエル(ユダヤ人)にしてみればガザ地区とヨルダン川西岸を手放す代わりに(譲歩)、念願の国家建設にこぎつけた。のちに自治を認めている。
- ※パレスチナ(アラブ人)にしてみれば全部の土地を失うより(譲歩)、ガザ地区とヨルダン川西岸の土地を確保した。
- ※どちらも譲歩する形で、パレスチナ分割決議に合意した。あとでイスラエルの土地も全部パレスチナのものだと言い出しても困る。
- パレスチナ自治政府が分裂したものだから自治できず、国境も決められなくなった。
- そしてパレスチナの過激派が騒ぎ出したものだから収拾がつかなくなった。
- イギリスの統治からはじまり、オスロ合意(1993)で、暫定的にPLO(パレスチナ解放機構)によるパレスチナ自治政府が認められた。
- オスロ合意では数年ごとに土地の境界や自治について話し合いをする決まりになっているが、これをパレスチナ側が放棄している。
- 国際的にはパレスチナ自治政府が違法状態で存在している。暫定状態にある。
- なぜアラブ人は国を作らないのか疑問であった。もともとアラブの商人(貿易や金貸し)だったので、国という概念がない。とはいえアラブ人はヨルダンを作った。
- ※商人だからお金の勘定をするため数学が発達した。現在アラビア数字が使われている。
- ※実はユダヤ教の教えでは救世主(メシア)が現れた時に国を持つと記されているため、イスラエルの建国は間違いだと主張する人もいる。
- ※長い歴史を持つユダヤ教は考えに考え抜かれているため、勉強材料になる。
- ※これは仏教にもいえる。仏教の歴史は2600年。ユダヤ教はアブラハムを起源としているが歴史はわからないくらい古い。
- ※宗教を信じるとか信じないではなく、宗教を勉強材料にすると、人間の(変わらない営み)生き方が見えてくる。
- ※ユダヤ人が世界で成功しているのは膨大なユダヤ経典の勉強をしていることにある。その中には商売の仕方もある。他人よりも考えているから成功する。
- ヨーロッパ人がアメリカ大陸へ移住していったとき、現地のインディアンに国という概念はなかった。土地を所有という概念がなかった。
- ヨーロッパ人がインディアンから土地を奪っていった。
- さっさとアラブ人の国を作り、イスラエルと共存する道を選べばと思うがそう簡単ではない。パレスチナにいた(経済力のある)アラブ人はヨルダンへ移住した。
- 現時点において国際的に認められた手段として「国」という統治が行われている。
- パレスチナ自治政府は国際的に認められた手段に従わない。これではアラブ人にとってどんどん不利になる。
- 国として独立しないことには、武器を持たずに、国際社会と戦うようなものだ。
- おれたちはここに住みたいといっても住む権利を主張できない。国際社会(国際ルール)と違う戦い方をしても通用しない。
- 昔住んでいたからも理由にならない。戦争に負けて奪われたら権利はない。
- イスラエルは国際ルールにのっとり早々と国家を宣言した。
- 駄々をこねて、負け戦を続けたものだから、アラブ人は住む土地を失っていった。自業自得である。
- 損切できず、こだわり続けるから、大損した。この土地は全部俺のものだと言い張っても通用しない。
- 全部を守ろうとして(パレスチナ土地奪還)、全部失う。欲張りすぎてすべてを失う。典型的な負け方をする。
- いったん国家を作りまず独立することだ。体制を立て直さないことには消滅する。
- パレスチナ自治の政治的な内乱も起こり(ハマース派、ファタハ派、PLO派)、それどころではなくなった。
- 暗殺事件もあり、混乱続きである。まともな政治、生活がない。そこに正義を持ち込んでもつぶされるだけである。
- 人道支援も悪用される。救急車も悪用された。過激派は病院や学校などを隠れ蓑にする。国民を盾にする。
- 悪のはびこった社会で正義は通用しない。まともなことが通用しない。制御不能である。
- 自ら立て直すしかないのだが、今は混乱状態でそれもできない。独裁政権になっても困る。
- いずれにしてもパレスチナ、特にガザ地区(ハマース)は無政府状態で無茶苦茶なことがわかった。
- 政治も教育も仕事もないと、やることないから、やんちゃする奴が現れる。昔の日本なら暴走族や過激派。
- ※ハマースは若者に自爆テロもさせている。爆弾を背負いバスでの自爆テロが多発した。ジハード(聖戦)と称して戦いを正当化している。
- ガザ地区は中東戦争で発生した(事実上の)難民である。実際、食糧支援なしに生活は成り立っていない(支援率8割)。失業率は50%。自立できない。
- ガザ地区からイスラエルに出稼ぎ労働も許していた。
- 難民という生活に慣れてしまい、自立できない。難民であれば(不満はあるが)生きられる。そこに安定があると苦労してまで抜け出そうとしない。
- いつまでも難民であろうとする。難民の既得権益を守ろうとする。
- しかも過激派が政治家になるものだから、無茶苦茶になる。政治が腐敗する。
- ※ハマースの主導者たちはガザに住まず、レバノンから指示を出している。高みの見物である。自分たちは安全な場所に住んでいる。
- ※ガザの貧困を食い物している。ガザを客寄せパンダのように利用している。世界からガザへ支援を着服して贅沢な暮らしをしている。
- ※つまりガザの不幸はハマース幹部にとって飯のタネに過ぎない。プロパガンダでイスラエルの印象操作する。それが狙い。
- ※世界からの慈悲を搾取している。良かれと思って寄付するとガザの人には届かず、ハマースの資金源になる。詐欺である。
- ※貧困ビジネスをしている。
- ※2024-03-03戦闘休止の交渉のためハマースの代表はエジプトのカイロに到着。不思議に思わないか。代表団はどこからきた?
- ※2024-03-13レバノンのスールでハマース幹部をドローン攻撃。ハマースの幹部はガザにいない。
- ※YouTubeでも意図的に動物を虐待してあたかも救出しているような動画があり、募金を呼び掛ける。人の感情に付け込んだ詐欺である。
- ※よく観察すると同じ個体の動物が使いまわされており詐欺とわかる(自作自演)。寄付するときは本当にその団体を信用できるのか確かめるべきだ。
- ※他人の不幸を利用したビジネスがある。騙されないことだ。良かれと思った寄付が悪用される。
- ※人は感情で行動する。なんてひどいことを感じたら、いったん冷静になることだ。感情に流されると利用される。
- ※※環境問題に付け込んだ一部の研究者もいる。環境問題が深刻だと宣伝して自分たちの研究費を募る。この人たちにとって環境問題を解決されては困る。
- ※※多くの研究者が環境問題に取り組んでいるから、環境問題は深刻であると科学的ではない理由を展開をする。環境問題を飯のタネにしている。
- ※※いつの世も(見かけではわからない)本当の悪人がいる。わかりやすい単純な悪人とは異なり、質の悪い真の悪人である。
- ロケット弾を持ち込んでは発射する。パレスチナに警察組織がないから自分たちで取り締まれない。というか自分たち(自警団)がロケットを持ち込む。
- 金もないのに(経済力もないのに)ロケット弾が持ち込まれる。周辺国のテロ組織とつながっており、武器が持ち込まれる。
- ※イスラエルの存在をよく思わないアラブ諸国(イスラエルに負け続けた国)のテロ組織が裏で武器を提供している。代理戦争をしている。
- 過激派もハマースだけでない。複数の過激派があるようだ。
- 難民が食料支援を受けながら、裏で過激派が武器を持ち込んでやりたい放題をする。
- 本当に人道支援すべきなのか疑問である。あなたが助けている相手は悪人(過激派)かもしれない。今は善人でも将来は悪人かもしれない。
- 恩を仇で返されるかもしれない。助けたために強盗にあうかもしれない。攻撃されるかもしれない。
- ※いつも考えさせられる。助けなければ生きていけない。かといって助けることが本当に正しいことなのか。
- ※まともな考えの通用しない世界で、助けることが正しいのかわからない。相手は良いも悪いも判断できない。
- ※だから助けた人から金品を奪うのもいとわない。他人から食料支援を受けるのは当たり前と考えている。
- ※ハマースが支配しているなら、市民を守るのはハマースである。ところが真っ先に隠れたのはハマースである。
- ※残酷かもしれないが、生きる力がなければ滅びる。真っ先に被害を受けるのは市民であり弱者である。
- ※これは自然界の掟。良いとか悪いとか、かわいそうだから悲しいとかではなく自然の摂理。
- ※ライオンが獲物を狩る。獲物がかわいそうだから助けるのか?ライオンが獲物をとれなければ餓死する。ライオンがかわいそうだから助けるのか?
- ※あなたはライオンがかわいそうだから、自分が餌(犠牲)になる覚悟はあるか?
- ※恐竜は滅びた。恐竜を生き残らせることが正しいのか?
- ※一時の感情だけで、助けることが正しいとは限らない。それを疎ましく考える人もいる。支援を受けられない人からみれば不公平を感じる。
- ※アフガニスタンで支援活動をしていた日本人医師は、やっかみを感じた現地人に待ち伏せされ殺害された。
- ※将来計画もなく、何も考えずに支援すると悪循環に陥る。滅びることが自然であり、自然に逆らうことが正しいとは限らない。
- 一般のパレスチナ人からしてもハマースは何してくれているんだと思っている。余計なことをしやがってと。
- 我々が住む先進国とまったく通用しない社会である。仕方なしにイスラエル軍が治安に乗り出している。
- もともとガザ地区は戦争でイスラエルが勝ち取った土地である。譲歩して手放したが治安維持できない。
- 塀で囲い込まなければ、治安を保てないのだ。これをいやがらせと捉えるかは立場の違いによる。
- イスラエルの肩を持つつもりもない。イスラエルの建国はイギリスの三枚舌外交に原因がある。
- ※フサイン=マクマホン協定(1915)、英国とアラブ人の約束
- ※サイクス・ピコ協定(1916)、英国とフランスの約束
- ※バルフォア宣言(1917)、英国とユダヤ人との約束
- イギリスはユダヤ人に戦争で力を貸してくれたら、パレスチナの地にイスラエルの建国を後押ししようと約束していた。
- 同じ約束をフランスにもアラブ人にもしていた。だからパレスチナの一部をフランスが統治(植民地)することになった。
- フランスの植民地で、のちにシリアとレバノンが独立する。
- そしてアラブ人がヨルダンを建国する。
- ユダヤ人も約束通りにイスラエルを建国しただけだ。1947年パレスチナ分割決議。
- つまりイギリスの植民地だった広大なパレスチナという土地で、シリア、レバノン、イラク、ヨルダン、イスラエル+パレスチナが独立する。
- パレスチナの植民地時代からのごたごたが現在まで尾を引いている。
- なお宗教も関係するが、大きな勘違いが蔓延している。イスラム教の聖地はメッカである(第2の聖地はメディナ)。エルサレムではない。
- ※言葉が似ているので混同している。イスラエルとイスラム。イスラエルはユダヤ人国家で宗教はユダヤ教。イスラム教はアラブ人の宗教。
- ユダヤ教とキリスト教の聖地がエルサレムである。もともとキリストはユダヤ人。キリスト教はユダヤ教から派生した。
- ※米国はイスラエル寄りの考えといわれているが、根底にキリスト教はユダヤ教と兄弟関係にある。
- イスラム教は7世紀(610)に誕生するのでキリスト教から600年以上後である。
- 日本人はあまり宗教を意識していないが、生活と宗教は切り離せない。
- 日本人は無信教というよりもすべての宗教を簡単に受け入れてしまう。これをJapanizationと呼んだりする。
- 盆暮れ正月、クリスマス、全部を融合する。寛容であり受け入れてしまう。
- もともと神道や仏教は強制するものではなく、一神教でもない。日本には八百万(やおよろず)の神がいる。
- 神様が一つ増えたぐらいでは驚かない。
- ※アラブ人とはもともとアラビア半島に住んでいた人であり、周辺に広がっていった。だからアラブ諸国は多数ある。アラビア語を公用語にしている。
- ※アラブ人はイスラム教とのつながりが大きい。シーア派とスンニ派があり、ムハンマド後継者分裂騒動である。
- ※イスラムの世界では政治も宗教も一体で行われてきた。だから政教分離できない。
- 情報戦と化している。泥沼化している。現段階で信じてはいけない。
- 南アフリカが国際司法裁判所にジェノサイド(虐殺)として提訴した。
- 国際司法裁判所は明確な判断を避けたが(虐殺とは認定していない)、イスラエルに対してジェノサイドの防止には配慮すべきだと指摘した。
- 一方でイスラエルは国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)のスタッフ12人が2023年10月7日の攻撃に関与した疑いを指摘した。
- 国連は関係者を特定し解雇した。まだ調査中であり疑惑段階である。この疑惑を受け、国際社会は資金拠出を停止した。
- どちらも真相はわからない。作られた情報かもしれない。
- ※戦争とは無茶苦茶なので、何が行われているかわからない。味方と思ったら敵かもしれない。裏切りは当たり前。
- 「事実確認」できるまで話半分に聞いておくべきである。真相は永遠に闇の中かもしれない。
- お互いに情報操作するため、こうした情報に惑わされてはいけない。一次的な感情に流されてはいけない。
- もしかしたらハマース(アラブ人)が南アフリカに国際司法裁判所へ提訴するよう仕掛けたかもしれない。
- マスコミもまだ「事実確認」できないが、こんな情報がある程度を明記すべきである。
- マスコミが戦争に利用されている。噂話(間違った情報)で世論を誘導してはいけない。
- イラク戦争では大量破壊兵器を発見できなかった。マスコミは間違った報道をした責任をとらない。
- その情報は本当に正しいですか?
- 間違った情報を基に判断すると加害者になる。
「思いやり」と「干渉」は違う
- 他人への「思いやり」はよいことだと教わったかもしれない。
- 一方でやりすぎると「お節介」「余計なお世話」になる。いわゆる「干渉しすぎる」
- 「思いやり」には条件がある。相手の気持ちを理解した上での「思いやり」でなければならない。
- 自分の一方的な思いではいけない。ここをよく勘違いする。良かれと思ってやってしまう。
- つまり相手が必要とするときに手を差し伸べるのが本当の意味で「思いやり」。
- 不要な時にやってはいけない。相手がいらないと言っているなら、押し付けになってしまう。
- 困っていない人を助けてはいけない。
- 「親切」と「お節介」は紙一重といわれるのはこの違い。
- 本当の優しさとは相手の考えや意見をくみとること。これを忘れる。
- ※仏教の本質は「困っている人を助けること」にある。困っていない人に仏教を押し付けるものではない。
そんなことは知ってる
- 筆者もそう思い込んでいました。
- ところがですね、掲示板を見ていただければ、いまだに見かけます。
- 突然、見ず知らずの他人からケンカ腰のメールもあります。
- 例が少ないなら例外扱いにできますが、不思議なことにあまりにも多いです。
- 説明になっていない説明が多いです。
- 本人は反論している「つもり」になっているだけです。
- 批評批判している「つもり」になっているだけです。
- ※クソリプ、多いですよね。
- しかもたとえ間違っていても謝罪はありません。そういう人なのです。
- ※一時的な感情で行動します。自分の考えと異なると(自分の考えを守るために)防衛本能で攻撃するのです。
- ※まさか自分の考えが間違っていたなんて認めたくないのです。拒絶するのです。
- ※素直な方は間違いを認め、何も言わずに立ち去ります。自己修正します。
- 残念ながら門前払いです。回答になっていない回答は採点しようがありません。
- 議論にさえなりません。話しても時間の無駄です。
- 返答する義務もありません。こんなこともわからないようでは話になりません。
今後の課題
- 関係がないなら、害がないなら、「原則として」干渉してはいけません。
- さて問題は、直接の関係がなくとも、間接的に関係がある場合です。いつの間にか巻き込まれるケースです。
- グレーゾーンであり、判断が難しいです。
- 国連が悩まされています。
- 虐殺が発生した場合、自分たちに直接関係がないから見て見ぬふりをしてよいのかという課題です。
- 国連は紛争を解決するための機関です。多くの国が加盟しています。
- ※正確にいうと国連はUnited Nationsです。皆さんの想像とは異なり、戦勝国が作り上げた(不公平な)機関です。
- PKO活動に派遣すると、自国の犠牲を払わなければなりません。
- 自国の犠牲を払ってまで、直接関係のない紛争に干渉しなければならないのか、どうしても消極的になります。
- また直接被害がなくとも、同盟(NATO)を結んでいる国への侵攻があれば、否応なしに関係します。
- こうして巻き込まれると世界大戦に発展する危険があります。
- まして国連の常任理事国が暴走し始めると、止められません。干渉できないこと(手出しできないこと)を逆手に取ります。
- 拒否権という絶大なる権利を振りかざして暴走します。警察が暴走するようなものです。
- 国連が傍観者になってしまい、機能不全に陥ります。ジレンマを抱えています。
- 火消は早いほうがいいが、かといって手を出して敵と見なされれば、大火事に発展するかもしれません。
- かといって何もしていないわけではなく、経済制裁など可能な措置をします。
- あからさまな武器提供は代理戦争と見なされ、こじれる可能性もあります。
- しかも単純な話ではなく、もともと内紛に付け込み、助けるためとの大義名分(理屈)で侵攻を始めました。
- 本人は正義感のつもりで手を出しています。正義感を振りかざしています。
- 紛争を抱えていると付け入る口実(隙)を与えてしまう。
- ※マレーシア航空17便撃墜事件を調べてみるとよい。
- ただし、国境を越えて他国への軍事侵攻は明確な違反であり、戦争とみなされます。一線を越えています。
- ※歴史的にみると相手を危険とみなしたとき、戦争がはじまります。
- ※自分が圧倒的に強いなら(勝てる自信があるので)仕掛けません。自分が不利で危険性を感じるから、自己防衛のために仕掛けます。
- ※戦争を仕掛けるのは自分が弱く、不安で危険を感じるからです。昔の大日本帝国もそうでした。
- なんとも頭の痛い問題です。
- 二極化する可能性が高いです。
- 納得いかないかもしれないがあまり干渉せず落ち着かせるか、犠牲を払っても徹底的に干渉してつぶすかです。
- 現在は前者の様子見です。もうこりごりなのでやりたくありませんが後者を選択すると国が消滅します。
- 無条件降伏の前に国土が消滅します。核を使わせる前に徹底攻撃をしなければならないからです。
- 反撃の余地を与えず総攻撃を仕掛けます。攻め続けるしかなく、守りになったら核の攻撃を受けます。
- やられる前にやるしかなく、中途半端な戦略をとれません。当然、民間人の区別もできないため大量の犠牲者が出ます。
- これまでの戦争とはやり方が違います。だから知識のある方は国外へ脱出します。
- 良いとか悪いとかではなく、次の戦争は相手を滅ぼすしか方法がないのです。降参という手法をとれません。
- 都市を破壊するのではなく、消滅する手法を取ります。なんともおぞましい。
- ※現在、戦争中の国があるが、それは小競り合いに過ぎない。次の本当の戦争は桁違いの想像を絶する光景を見ることになる。
- ※後戻りできない国の消滅になる。戦後処理はない。消滅するので後を考える必要がない。
- ※瓦礫さえない消滅になる。文字通り地図上から消えてなくなる。想像の斜め上を行く。
- ※廃墟もなく消滅するので、戦利品も戦後賠償も戦争裁判もない。相手がいない。占領統治する人も土地もない。
- ※世界人口が1億人規模で減る。この惨状を見た各国も同じ目に合うかもしれないとビビる。
- 一方で経済封鎖が続くと時間はかかるが(経済的に)貧乏になる。10年後20年後にはどうでもよい国になる。
- せいぜいミサイルを飛ばすくらいで、戦争を続ける力がなくなる。戦争はもっとも金のかかる消費行動。
- 戦争で消耗させればよい。経済はガタガタになり国力が衰える。はじめは強がっていても国民生活は苦しくなる。
- そして時間稼ぎをする。戦争の主導者は必ずいなくなる。寿命がある。すでに主導者は平均寿命を超えており、いなくなるのは時間の問題。
- 5年後10年後かはわからない。だから時間稼ぎは有効な手段である。寿命を待てばよい。
- 独裁政権は滅び混乱し、また独裁政権となるかもしれない。いずれにしても区切りを迎える。混乱すれば戦争を続ける余裕などない。
- 欧米の多国籍企業は撤退を始めている。10年後商売にならないからである。先を見越している。
- ブランドを持つ飲料、衣料、自動車、電機、IT関連は撤退した。
- すでにお仲間の中国と10倍の経済格差が付き、力関係が逆転している。
- 経済力は国力でもあり、世界の力関係を左右する。
- 状況は変わる。昔の成功体験に縛られてはいけない。諸行無常。
法律の限界
- ※法律の限界は古くから議論されている。今に始まった話ではない。
- (残念ながら)法律は万能ではない。
- 正義が下されるとは限らない。
- 法律に納得いかない部分も多い。裏を返せば冤罪を避けるためである。
- ※どことは言わないが、世の中には法律を悪用する共産政権もある。いわれのない政治犯にする。理不尽の極みである。
- 証拠がなければ罪に問うことはできない。単に疑わしいだけでは罪に問えない。
- 単に「思っている」「考えている」だけでは罪に問えない。
- 恐ろしく悪い考えを持っていても罪に問えない。
- これが許されてしまうと「(悪事を行う)夢を見た」だけで逮捕される。
- 罪を犯しそうだから前もって、予防的に逮捕するなんてできない。
- 法律の限界である。
- 犯罪に巻き込まれるのは御免である。しかし事前に罪を問うことはできない。
- 日本人は平和ボケしているため、悪(相手)が悪いという。確かに間違いではない。
- しかし、犯罪予防するのは自分である。他人ではない。この点が欠けている。
- 悪のない世界を標準(基準)に考えているから、抜けてしまう。
- 悪のある世界に生活していると、常に犯罪予防をしなければならない。
- 法律には限界があり、前もって犯罪を予防できない。
- 犯罪に巻き込まれない、犯罪を誘発しない、犯罪を予防する行動をしよう。
- やばそうな言動を見かけたら離れることだ。逃げることだ。悪人とかかわらないことだ。
- 逃げることは弱虫ではない。予防のために逃げる。賢い行動である。自然界では当たり前である。
- ※ただし、何もしないという(消極的な)犯罪予防の怠りが法律上の自分の落度に問われてはならない。
- ※銃をつき尽きられて(あるいは突然に)、抵抗しない(抵抗できない、何もできない)自分に落度はない。
- ※被害者に逃げる責任はない。回避行動しないことが過失に問われてはならない。
- ※ぶつかってきておいて、除けないあなたが悪いといわれても困る。そんな注意義務はない。
- ※極端な例だが、銃弾を除けなかったあなたが悪いといわれても不可能である。
- 悪いのは相手だと決めつけていると、犯罪に巻き込まれる。不利益を被るのは自分である。
- 悪いのは相手だが、面倒に巻き込まれたくなければ、避けることだ。
- 避けられるのに、あえて巻き込まれる必要はない。
- たとえ相手が悪くても、法律の限界のため、犯罪に問えない可能性もある。
- あとで納得いかないと腹を立てるくらいなら、取り返しのつかないことになるなら、はじめから巻き込まれないようにしよう。
- ※法律は最低限しか対処できない。法律に過大な期待をしてはいけない。
- ※たとえ歩行者が飛び出してきても、運転者の責任を問われる。よほどの理由がない限り。
- ※それを納得の上で運転資格を取得している。リスクを取れないなら運転してはいけない。
- ※あおり運転も原因を作らないようにし、巻き込まれそうなら離れよう。相手と話しても無駄である。
- ※犯罪に巻き込まない努力をしても、偶発的に巻き込まれることもある。
- ※避けようのないこともあるが、避けられることは避けて、確率を下げよう。
- ※ゼロリスクはない。日本人はゼロリスクを求めるがそんなものは世の中にない。
- ※同様に自然災害を避けようがない。避けようはないが準備して危険度を下げよう。
- ※残念ながら現実の世界は理想郷ではない。理不尽はある。ゼロリスクはない。
よくある例
- よく見かける例を挙げます。
- すべて根拠になりません。陥りがちな間違いです。
- (1)サンプル数が少ないにも関わらず一般化してはいけない。カラスは黒いとは限らない。一例がすべてではない。
- (2)社会的な権威に誘導されてはいけない。偉い人が言っているからは根拠にならない。偉い人だって間違う。LTCM事件にノーベル賞経済学者が関係していた。エンロン事件も有名な経済学者が関係していた。
- (3)多数派が正しいとは限らない。みんなが言っているからは根拠にならない。赤信号みんなで渡れば怖くないは間違い。
- (4)一般論が正しいとは限らない。教科書に書いてあることが正しいとは限らない。1192年鎌倉幕府は間違いだった。聖徳太子ではなく厩戸皇子だった。
- (5)状況証拠だけで判断してはいけない。推測の域をでない。科学的な立証にならない。犯罪の証明にならない。
- (6)抽象的な言葉を一つの解釈に結び付けてはいけない。簡単な答えや単純化してはいけない。人は簡単な結論を求めたがるが現実は複雑。
- (7)(厳密な)ないの証明はできない。条件を限定しないと証明できない。宇宙人はいないを証明できない。
- (8)傾向を永続的に信じてはいけない。傾向は変わる。昔の成功体験にしがみついてはいけない。
- (9)単純飛躍してはいけない。推理(憶測)を結論にしてはいけない。A型の性格は几帳面とは限らない。
- 論外の例です。
- (1)証拠を捏造してはいけません。偽装してはいけません。
- 辻褄が合わなくなったので、検察官がフロッピーディスクのファイルの日付を書き換えてしまう事件がありました。
- どこぞの政府は公文書改ざんもしました。
- 2022年も車の検査偽装が発覚しました。型式の取り消し処分になりました。車検整備工場の認定取り消しもありました。
- ごぼうの産地偽装も発覚した(青森産ではなく中国産だった)。
- (2)関係のない事象を結び付けてはいけません。関係のない原因と結果を結び付けてはいけません。
- 因果関係を調べるために相関係数を計算しますが、関係がなくても高い値を示すことがあります。
- 問いです。船に26匹の羊と10匹のヤギがいます。この時、船長は何歳でしょう?
- 答えはもちろんありません。
- 論理関係を正確に把握できるかを問う問題です。36歳と答えたら間違いです。答えがある問題と思い込んでいます。
説明になっていない記事例
- 最近見つけた交差点での交通事故の記事
- 目撃者の証言は「車と歩行者の信号はともに青信号」
- さて直観で「なんで」と疑問に思うだろう。
- 事実として目撃者の証言は正しい。だとしたら論理的に整合性のあう状況があるはずだ。
- その説明がないために、誤解を生む説明になっている。
- 皆さんは暗黙の了解として、(信号がともに青なら)「車も直進」し「歩行者も直進」を想定しただろう。
- 直進同士なら事故になるわけがない。しかし実際に事故はあった。
- 交差するなら、ともに青信号のはずがない。そんな信号があったら怖い。
- これを論理的に解決する方法は「車が右折」「歩行者が直進」である。
- 当然「車と歩行者の(進行方向の)信号はともに青信号」である。
- この記事のどこにも「車が右折」とは書かれていない。
- これが致命的な(論理的な)欠陥をもたらしてしまった。説明が説明になっていない。
- さらに、なぜか「車と歩行者の信号はともに青信号」を強調した見出しになっている。先に情報を提供している。
- まるで読者に「謎解き」をさせる記事だ。読者の暗黙の了解(誤解や違和感)を利用して、わざと読ませるために仕掛けたようだ。
- これよくある手で「見出しで注目を引く」。わざと読者に違和感を与え、注意を引くのだ。
- 事実は「車が右折時に歩行者と衝突した」だけである。
- 「車と歩行者の信号はともに青信号」なんて情報いらない。誤解を仕掛けるためにわざと持ち出してきた。
- 記者が意図的であるかないかは知らないが、結果として説明になっていない記事だった。
- ただし読者に読ませるという罠は成功した。くだらない記事を読まされた。多くの読者がわけがわからないままであろう。
- 記事が説明になっていないとしたら意味がない。
- 科学とは現時点で誰も否定できない。(ないの証明はできない。だから「現時点で」と条件を付けている。)
- それを科学と呼ぶ。
- 一つでも否定できたら、科学ではない。例外は許されない。
- 推測や憶測を含んではならない。
- もちろんネット上の情報も正しいとは限らない。
- 根拠にならない話を科学に持ち込んではならない。
- 話相手への説明に使用してはいけない。
- 根拠のない話なのでそもそも説明にならない。
- むしろこうした話を持ち込むとその時点であなたの能力が疑われ、信用を失う。
- 話しても無駄な人とばれてしまう。
騒ぐことが目的の人
- 世の中には騒ぐことが目的の人が一定数います。
- 理由は何でもよく、ただ反対します。
- 反対運動に関係のない人が混じっています。
- 騒ぐことで自己の存在をアピールします。
- まあ騒ぎたいだけです。目立ちたいだけです。
- 被害者でもなく、無関係な人が偉そうにコメントします。
- 思想の自由はあるので意見を持つことはかまいませんが、関係ない同士で議論(言い争い)すべきかは別問題です。
- 騒ぎたければそれにふさわしい場所があります。
- 野球観戦、サッカー観戦、コンサート、競馬場、競艇場、競輪場などが用意されています。
- どうぞご利用ください。ストレス発散してください。
- 類似として、理由なき、いちゃもんクレーマーだったり、(誤解した)勘違いクレーマーもおります。
「他人の不幸は蜜の味」
- 妬みの対象人物に不幸が起こると、ここぞとばかりに攻撃します。
- 例えば他人の不倫を暴いていた記者が不倫をして世間から叩かれます。
- 例えば成金が事業に失敗して自己破産すると世間から叩かれます。
- 問題なのは世間の反応。
- またしても関係のない世間が騒ぎます。
- あなたに関係ないでしょ。どうでもいいでしょ。なぜ放っておけないのでしょうね。
- たとえ思っても、心の中におさめ、発言しなければよい。それが大人の流儀。
- 相対的に相手の地位が落ちることで、自分の劣等感が軽減されたように感じます。
- 相手の地位が下がり、自分の地位が上がった、ように感じます。日本語で「ざまあみろ」と感じます。
- 心の中の幻想にすぎません。
- 心理学では「シャーデンフロイデ症候群」と呼びます。
- 他人を引きずり下ろして(あるいは相手が勝手に転んで)、生まれる快感です。
- これを意図的に行う人もいます。他人を引きずり下ろそうと邪魔をします。
- 他人が成功しようが失敗しようが自分に関係ありません。どうでもよいことです。
- そんなことに振り回されないようにしましょう。
文句を言う前に自分でやってみよう(問題は外ではなく内にある)
- 世の中には文句ばかり言い、行動の伴わない人が多いです。
- 文句は言うけど、自分で解決しません。他人に解決させます。他人に責任転嫁します。自己責任を放棄します。
- 「言うが易し行うは難し」昔からこういう。
- 悪いのは他人だと。しかし悪いのは自分かもしれません。
- 外に理由を求める傾向が強いです。実際には内に理由があることが多いです。
- 文句を言えば解決するなら、こんな楽な社会はありません。
- 実際に行動してみないとその苦労、難しさはわかりません。
- 簡単そうに見えて、簡単ではありません。自分でやってみるとわかります。
- ※日本社会は問題だらけです。しかしそれを変えようとするのは容易ではありません。自分たちの住んでいる社会を変えるのは簡単ではありません。
- ※政治に文句を言っても変わりません。自分が政治家になって変えてみましょう。どれだけ大変なことかわかるはずです。
- 問題の要因を調査してみると、外因(外部に要因)ではなく内因(内部に要因)が多いです。
- 会社のセキュリティ調査をすると、外因ではなく内因(約60%)のほうが多いです。
- 例えば外部からのハッキングで情報を盗まれるより、内部社員による情報漏洩のほうが多いです。
- ウイルスメールも社員が開かなければ、あるいはセキュリティ・ソフトをインストールしていれば防げます。外部というより内部に原因があります。
- ごみ集積場のごみ問題も外部ではなく内部です。
- 分別や粗大ごみが多いので防犯カメラを設置したところ、内部犯行が発覚しました。
- ※割れたガラスの法則(割れ窓理論)、軽微な犯罪を放置すると凶悪犯罪が増える。だから軽微な犯罪を徹底的に取り締まる。
- ※小さなごみを許すと、次々にごみが投げ込まれる。
- 原因を外に求める前に、内なる自分に向けましょう。そこから始めましょう。
- 海外旅行での盗難事件は自分に原因があります。その行動はどうぞ盗んでくださいに等しいです。
- 平和ボケしています。世の中に悪がないと勘違いしています。
- ハチの巣を突いて文句を言うのも自分に原因があります。わざわざ自分で自分を怒らせているのです。
- 確かに避けようのない外因もあります。自然災害など。
- 自然災害を避けられないけれど、被害を最小限にすることはできます。誰が行動するのかといえば自分です。他人ではありません。
- 他人である行政が自動的に助けてくれるわけではありません。
- 行政は予防措置として、危険を知らせるだけです。勘違いして自然災害の責任を行政に問う人がいます。
- 行政は自然災害を止められません。責任を行政に問うなら、予防措置もやめるでしょう。例えば天気予報をやめます。
- ※行政で働いている公務員も人です。感情があります。
- ※あまりにもマスコミが騒ぎすぎたのでHPVワクチンの推奨をやめました。こうした事例があります。
- ※(いわれのない)行政の責任を問われるようなら、問われないようにやめます。その結果、不利益を被るのは一般人です。
- ※薬害エイズ事件のように正当な批判ならよい。この問題は世界中で発生した。
- 問題は他人ではなく、自分にあることが多いです。まずはそこから手を付けましょう。
- 他人に文句を言う前に、自分でやってみよう。もしかしたらできもしない要求をしているかもしれません。
- 悔しかったら、相手以上の説得力のある説明をしてみましょう。
- 知ったかぶり程度の知識では説明できません。理解していないと説明できません。
- 発信できる道具を手にしてしまったがために、にわかコメンテーターが多く発生しました。
- 「辻斬り」をご存じだろうか。道具をもつと使いたくなります。
嘘を見抜く能力を身に着けよう
- 自らの説明だけでなく、相手の説明にも注意しましょう。
- 根拠のない話を信じてはいけません。
- 信じると判断を間違います。
- 正義感を振りかざすと迷惑です。よかれと思ったことが迷惑になります。
- よかれと思っても逆恨みを買うこともあります。
- 残念ながら世の中、嘘情報や噂話でいっぱいです。
- 論理展開に間違いがないか注意しましょう。
- すり替えの論理が使われていると騙されます。
- 還付金詐欺ですね。ATMで操作しても還付されません。相手の振り込みと自分の振り込みがすり替わっています。
- なんでと思うかもしれませんが、ATMを操作したことがなければわかりません。仕組みを知らないのです。
- 権威を持ち出してきたら、もう話になりません。ノーベル賞のだれだれがとか経済学者のだれだれがとか言い出したらお里が知れます。
- もう話しても無駄な人だと判断しましょう。
- ※「お里が知れる」言葉やしぐさによって、その人の生まれや育ちがわかる。簡単にいえば教養がない。
- 事例を参考にしましょう。これ以外もあります。
- 感情に訴える話にも気を付けましょう。相手は感情を利用します。
- 本来、説明に感情を持ち込んではいけません。
- 感情を誘導して操作しているかもしれません。感情を煽っているかもしれません。
- 戦争でも大衆を感情操作しました。
- おれおれ詐欺も感情を利用しています。何とかしなければと感情を煽ります。やさしさに付け入ります。
- なかなか難しいですが、感情的に熱くなったら、一度冷静に戻す訓練をしましょう。
- 人は感情で行動するのでなかなかできません。
- 映画やドラマなら感情に訴えてもよいでしょう。むしろそういうものです。
- 一方で報道やニュースをドラマ仕立てにしてはいけません。演出してはいけません。
- 特に報道は演出が多く、結果ありきで話を作ります。そして相手から取材自粛要請が出ていることさえも隠します。
- 相手のウソ、能力を見抜けるようにしましょう。
- 世の中には関わってよい人と関わってはいけない人がいます。
- ※人は年をとります。逆らえません。老化で判断能力が衰えます。
- ※若い時は気にもしませんが、人は老います。これがどういう意味か後で身をもって知ることになります。
話しても無駄な人、無視(スルー)する能力
- 残念ながら世の中に話しても無駄な人がいます。
- ※一般的に8:2の法則が知られており、約2割の人は話しても無駄です。
- 時間の無駄になるだけでなく、自分も労費します。無駄な感情(怒り)で疲れます。
- 自分にとって何の利益にもなりません。
- これに対するもっとも効果的な方法は放置(無視)です。これに勝る方法を知りません。
- 答える義務はありません。授業料無料で教える筋合いはありません。関わらないことは法律にも違反しません。
- 関わっても無駄な人と判明すれば簡単です。
- 何を言われようが関わらなければよいだけです。簡単なことです。
- 一度、この境地に達すると心が穏やかになります。何を言われようが気になりません。
- 何を言われようが、全部無視です。話を聞き流すどころか、聞く必要もありません。読む必要もありません。
- 一度信用を落とすと回復できません。社会的に無視されます。知らず知らず社会から排除されます。
- 間違いをさらし続ければよいので、こちらとしても関わってはいけない人の目印になり便利です。
- 話しても無駄な人の目印を見つけたらラッキーです。
- 顔に無駄な人とは書かれていませんが、文章に無駄な人と書かれています。行動でもわかります。
- 話してもよい人といけない人の見分けがつきます。
- 「いじめ」「いやがらせ」「足を引っ張る人」「邪魔する人」「人を操ろうとする人」「難癖つける人」「だます人」「裏切る人」「嘘をつく人」「ケンカを売る人」「クソリプ」、すべて関わってはいけません。
- 話してはいけません。話しても無駄です。話が通じません。
- 「知ったかぶりをする人」「自慢話をする人」「うわさ話をする人」「見せびらかす人」「見栄を張る人」「辻褄の合わない人」「自分勝手な人」「自己中心的な人」「約束を守らない人」「ご都合主義の人」「都合が悪くなると黙る人」「責任転嫁する人」「謝らない人」も関わらないほうがよいでしょう。
- なかなか難しいが、言動から見破りましょう。
- 「本当だから言い返せない」「言い返さないからもっと言ってもいい」なんて言わせておけばいい。
- そんな言い訳は通用しない。社会から無視されるだけ。あるいは突然、法の鉄槌を食らう。何かやらかす。
- すぐに正義が下されないのは納得いかないかもしれないが、放置しておけばよい。
- ※正義が下されるなんて思ってはいけない。正義だらけなら世の中に悪ははびこらない。社会は理想郷ではない。
- ※世の中には悪人もいる。かかわってはいけない。
- ※放置することにより、いつか自分の身に被害が及ぶのは御免であるが、残念ながら被害が及ばない限り(違法性を確認できない限り)取り締まれない。
- ※未来に犯罪を犯すかもしれないからといって「事前に逮捕」できない。事前に罰することはできない。できて「注意」「警告」だけである。
- ※法の限界である。社会の限界である。
- ※その代わり、犯罪を犯すと社会から一発退場になる。日本社会では一度信用を失うと社会復帰できない(ほぼ不可能)。チャンスはない。
- ※税金、罰金、賠償金は自己破産の対象にならず免責できない。たとえ一生かかっても払えない金額であっても免責されない。
- ※だからほどんど支払われない。犯罪に巻き込まれると大損する。
- ※犯罪とかかわらない。油断していると巻き込まれる。理不尽であるが法にも限界があり、巻き込まれないことが得策である。
- ※自然界に危険がある。地震、雷、熊、イノシシ、毒キノコ、フグ。同様に人間社会にも危険がある。危険を回避する能力が必要である。
- ※残念ながら自暴自棄や人生を投げ出している人もいる。失うものは何もなく、他人のことなどお構いなしである。
- 無視する能力を身に着けると、なんか吠えているくらいで痛くもかゆくもない。どうでもいい。「弱い犬ほどよく吠える。」
- 話の前提が抜けているので観察していると面白い。笑える。世の中にはこうい人がいるんだなと。
- ※相手に置き換えてオウム返ししてみるとよい。ブーメランである。相手をやり込めたつもりが自分がやり込められる。
- ※私刑(自力で行う制裁)はやめましょう。それは裁判所が行う。
- ※「あおり運転」に発展するのは何か原因(きっかけ)があり、感情の高ぶりと自分の正義感を振りかざすから起こる。
- ※※ちなみに米国で「あおり運転」しようものなら撃たれて終わる。相手が拳銃を所持している可能性がある。日本人は平和ボケしている。
- ※※米国で警官を威嚇しようものなら正当防衛として撃たれる。手をみえる場所に出しておかねばならない。
- ※※銃社会ではやられる前にやるしかない。話している場合ではない。選択の余地がない。
- ※仕方のない正当防衛以外、自分で手を下してはいけない。後で「ドライブレコーダー」を提出し、裁判所で判断してもらえばよい。
- ※法治国家の意味を理解していなければならない。
- ※なお大人になると法律を知っていることが前提になる。法律を知らないという言い訳が通用しない。
- ※法律を知らないのはあなたの責任となる。成人になるとは自分で責任を負うことである。
- 本当の悪人はなかなか見分けがつきません。親しげに近寄ってきて、友達のふりして裏で悪口や裏工作をします。
片付け能力
- 片付け能力やごみ捨て能力と似ています。
- 不要なものを捨てなければなりません。これを怠るとごみ屋敷になります。
- 人間関係も不要であれば切り捨てなければなりません。人間関係をごみ溜めにしてはいけません。
- まして知らない人ならなおさらです。
- 付け込んで、悪人が集まってきます。鴨にされます。
- 取捨選択します。
- 人には限られた時間しかありません。全部を選択できません。あれもこれもできません。
- 重要性、優先順位を考えて選択するしかありません。
- 残念ながら自分がやりたくても手の届かないことがあり、あきらめるしかありません。
- まして関係ないことに振り回されている時間はありません。時間がもったいないです。
- バッサリ切り捨て、自分にとって重要な関心事に集中しましょう。
- 人は毎日大量の情報にさらされています。五感から入ってくる膨大な情報があります。
- この情報をすべて脳で処理すると疲れます。
- だから知らず知らずに99%以上排除します。関心がある(必要な)情報だけを取り込みます。
- 大量の情報を捨てます。これをしないと脳がパンクします。
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