置時計修理


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症状


修理

部品(株式会社誠時)

仕様

受信電波40KHz/60KHz自動選局
受信時間約3〜16分
時刻精度(クオーツ作動時)平均月差±30秒以内
受信回数1日12回(奇数時)
使用温度範囲-10℃〜+60℃
使用電圧範囲1.3V〜1.7V
秒針通常運用時消費電流平均175uA
使用電池アルカリ単3電池1個
電池寿命約1年

作業

さて時計ムーブメントの交換にあたって少し手直しが必要です。
  1. 文字盤の穴を拡張
    少し小さかったので、8mmのドリルで拡張しました。
  2. 位置合わせ
    時計ムーブメントの取り付けが傾かないように、置時計側に2箇所の突起があります。
    突起が時計ムーブメントの穴に合うことでずれない仕組みになっています。
    突起の位置を測定し、時計ムーブメントに穴ではなく凹みをドリルで作りました。
  3. 取り外し方法、取り付け方法
    3針を抜きます。
    文字盤の裏の爪を二箇所外します。
    時計ムーブメントのナットを外します。
    取り付けは逆の作業です。
  4. 時刻あわせ、針の固定方法
    リセットボタンを3秒押し続けると3針が12時の位置で止まります。少し時間がかかります。
    ジージーと音がするので、止まるまで待ちます。
    停止したところで、電池を抜き、針の固定ピンを裏から挿します。
    この状態で、3針を12時に固定します。これが基準になります。
    すべての針が水平に回転するように微調整します。
    固定ピンを外し、電池をセットします。
    数分経つと、時刻を受信し、針が現在時刻を示します。

感想


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