PICerFT用アダプタ基板配布のお知らせ
- 2024-02-01 初版
- 2024-04-23 終了
PICerFT用アダプタ基板の配布
基板配布の意図と目的
- 試験的に配布を実施します。なくなり次第終了予定です。
- 入門者への利便性と再現性を確実にする目的です。
- あまりにもICSP配線間違いが多いためです。
- ハードウェアは一つも間違いの許されない世界です。
- 基板を自作できる方への配布ではありません。
- 原則としてサポートは一切ありません。
- 問題はご自身で解決していただく必要があります。
- 在庫があるとは限りません。
- 配布は不定期です。他の基板製造のついでに発注するためです。
- 数に限りがあるため、各1枚(4種類)とさせていただきます。個人に限ります。
- また製作していただける方を優先します(先着順とは限りません)。
- 2枚ほしい、転売目的など問題を起こしそうな方には提供しません。
- 説明を読んでいないと判断する場合も提供しません。問題を起こすからです。
- ※提供終了と書いてあるにもかかわらず、問い合わせてくる場合、返答しません。
- 申込者全員に配布できません。
- 基板配布の意図をご理解ください。
基板サイズは 80mm x 100mm です。
- 基板を配布します。部品は付属しません。
- 返品、キャンセルはご遠慮ください。
- 説明書は一切付属しません。Webの解説(部品表を含む)をご覧ください。
- シルク印刷されていますので、部品の配置を確認できます。
- 仕様は予告なく変更されることがあります。
- すべてのデバイスに対応しているわけではなく、将来発売されるデバイスに対応している保証はありません。
- ICSP端子を変更したり、16ピンのPICが登場するかもしれません。
- 破損防止のため、基板を新聞紙で包みます。
(1)PIC用アダプタ
(2)dsPIC用アダプタ
(3)Atmel用アダプタ(ISP)
(4)AVR用アダプタ(UPDI)
申し込み方法
- メールにてお問い合わせください。
- 基板は各1枚\2,000です。アダプタ名を明記してください。
- 郵便局にて定額小為替=\1,000を2枚発行ください(合計\2,000)。手数料がかります。
- 定額小為替を連絡先まで郵送ください。
- 受け取り次第、基板を発送します。
- 連絡がつかない場合、キャンセル扱いとさせていただきます。
- すでに配布した人、転売目的、説明を読まず問題を起こしそうな人には連絡しません。
- 問い合わせを受けても全員に連絡するわけではありません。
- フリー・メールでも構いませんが、メールを受信できないことがあります。
- 現在、Hotmailを受信できないことが判明しています。迷惑メールにさえなりません。
- メールが届かない場合、他のメールアドレスをご利用ください。
- メールアドレスの間違いもあります。
- 諸般の事情により連絡の遅れることがあります。常時監視しているわけではありません。
- もともと電子メールとは即答性を要求されず、お互いに都合のよい時間に連絡するツールです。
- あらかじめご了承ください。
費用内訳
- 郵便為替(定額小為替=\1,000x2枚)、各枚数分必要です。
- 郵便為替発行手数料=\200(2022年1月改定)x2枚
- 郵便為替の郵送料(切手=\84)
- 基板の郵送料は負担します(送料込み)。
- ※費用は見直す可能性があります。
- ※郵送料は2024年秋に\84から\110に値上げ予定です。
郵送日数
- 2021年10月より郵便物の翌日配達および土曜配達がなくなります。
- すでに日曜の配達はありません。
- 土日を挟む場合、日数のかかることがあります。
- 長い場合6日程度かかります。
- 例:水曜発送->月曜配達
- 最短でも翌々日配達(3日)です。17:00以降の投函は翌日扱いになり+1日かかります。
物価水準
物価上昇
- 基板発注をしたことがあればわかりますが送料だけで$20(\3000)くらいかかります。
- 枚数が多いと重量が増えて送料も増えます。
- 世界的に物価上昇しており、日本だけ取り残されています。
- 日本の中にいるとわかりませんが、世界の物価は日本の約3倍です。井の中の蛙。
- 例えば米国ではラーメン1杯、$20(\3000)です。
- 米国の時給は平均$32(\4800)です。これが常識です。
- 米国のワンベッドルームの家賃は約$3000(\45万)/月です。日本の5倍くらいです。
- 米国だけでなく、EUも同等です。
- 世界的に物価水準が上昇しているにも関わらず、日本だけ取り残されてきました。
- だから日本への観光客が増えています。彼らにしてみれば日本の物価は安いからです。
- あらゆるものが1/3の値段に見えます。
- 基板が高いといいますが違います。日本の物価が世界的にみると安すぎるのです。
失われた30年
- バブル経済がはじけて、銀行の不良債権処理に30年もかかりました。
- 銀行の不良債権はなくなりました。
- 低金利にすることで預金金利を下げ、預金者に金利を払わず不良債権処理に使いました。
- 銀行をつぶさず、逆に公的資金をつぎ込んで救済しました。
- 政府が一時的に資金援助し、延命処置をしたうえで、金利で補填する時間を与えたわけです。
- 銀行は政府の言いなりです。そして政府の発行する国債を銀行に買わせました。
- この国債の金利も不良債権処理に使いました。
- こうして日本の経済はずっと低迷を続けることになりました。
- バブルで浮かれたツケを払わされました。
- ※不良債権だけを経済低迷の責任にするつもりはない。
- この間に世界は成長を続け、日本との物価水準格差を生みました。
- 米国経済と中国経済の伸びにけん引され、(30年間に)世界のGDPは平均して日本の3倍に伸びました。
- 日本のGDPは30年間横ばいです。
- 世界が3倍成長し、日本は1倍ですから、日本から世界をみると物価水準が3倍です。
- 当たり前のことがおこっています。
- 米国の給料が3倍になったのに、日本の給料が1倍なら、3倍の格差になります。
- 30年間でこれだけの格差になりました。
- 日本経済は世界から3周遅れです。
- 栄枯盛衰。諸行無常。因果応報。
債務残高
- 単に物価水準格差が3倍になっただけではありません。
- とてつもない債務残高を積み上げてしまいました。
- 不思議なことに日本だけ債務残高の上限がありません。
- 馬鹿みたいに毎年国債を垂れ流しています。
- 例えばドイツの基準の20倍くらい国債を発行しています。
- しかも各国では禁止している中央銀行による国債買取も日本は平気でやっています。
- どれだけ考えが甘いかを通り越し、無茶苦茶な国債発行をしています。
- そして日本だけマイナス金利政策を続けています。正確にいうと続けざるをえないのです。
- 世界的には4.5%くらいです。
- なぜ日本だけ金利を上げられないかといえば、債務残高が増えすぎたためです。
- 日本では国債の借り換えを行い、実質的に返済期間を60年に延ばします。
- 60年返済すると金利が膨れ上がります。
- 借り換えは低金利を前提としているため、金利を上げられません。
- 低金利時代にため込んだ債務残高が原因で、金利を上げられない縛りを作ってしまいました。
- もちろんちょっとは上げられますよ。ただ世界水準まで上げられません。
- 債務の金利が膨れ上がり、財政破綻に追い込まれるからです。
- 金利を上げられないとは好景気も来ないということです。
- そして経済的に対抗できないためにどんどん円安になりました。
- もう自分たちでは身動きができず、負のスパイラルです。
- 財政破綻を避けられず、なるようにしかならないでしょう。
- あおるつもりはありません。危機意識の段階を超えています。
基板が高いのではない
- こうした背景を知ると理由がわかります。
- 基板が高いといいますが違います。日本の物価が世界的にみると異常です。
- 日本の物価は世界から見ると1/3です。
- だから世界とやり取りすると3倍の費用がかかります。
- 世界基準で考えると日本の円は(30年間で)1/3の価値になってしまいました。
- 日本基準は世界基準で考えると非常識です。
- 日本製品は海外からみると安く見えます。だから輸出産業は好調に見えるのです。
- 逆に日本人からしてみれば海外製品は3倍に見えます。海外の物価が3倍に見えます。
- 経済的にみると日本だけ一人負けしています。この自覚をもちましょう。
- 衣服業界を見ると、もはや中国での生産は安くなく、もっと人件費の安い国にシフトしています。
- 政情不安(戦争)から世界的にエネルギー価格が高騰しており、日本も巻き込まれました。
- EUはロシアからガスを買っていましたが、停止しました。燃料の奪い合いになり、価格上昇しました。
- 今後、日本でも物価上昇は避けられません。燃料費が上がると輸送費が上がり、物価が上がります。
- 一方で景気も回復しないため、給料は上がりません。生活が苦しくなります。
- この状態は最悪であり、スタグフレーションと呼びます。
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