「プリウス&フィット燃費チェッカの製作」トランジスタ技術2011年8月号
はじめに
紙面で紹介できなかった内容を補足します。
画期的
- CANを使って車から情報を引き出す具体的な解説書です。
- 例えば、エンジン回転数や速度を引き出して表示することができます。
- CAN通信の解説書はたくさん見かけますが、具体的に車から情報を引き出す解説がなく、非常に苦労しました。
- ユーザーの目的は車から情報を得ることです。CAN通信は手段でしかありません。
- OBD-IIの規約が自動車業界によって囲い込まれており、なかなか情報を得られないのが原因です。
著作権と免責事項
- 個人利用に限定され、著作権者の許可なく商用利用できません。
- 直接間接に関わらず、使用によって生じたいかなる損害も筆者は責任を負いません。
- 仕様は予告なく変更されることがあります。
リンク
応用
- 車から情報を引き出すことにより、様々な応用が考えられます。
- 瞬間燃費を知ることで、走り方を研究することができます。
- どの場所で燃料を多く消費するのか場所を特定することができます。
- これは公害研究に役立つでしょう。
- 速度とGPS情報を組み合わせ、GoogleMapに貼り付けることで、各道路での速度を知ることができます。
- これは交通渋滞の研究に役立ち、最適な信号制御に役立てることができます。
- 事故の原因究明に利用することができます。速度情報などを記録できるからです。
動画
百聞は一見にしかず、ということで動画を紹介します。
- フィットの例です。
- プロトコルを自動判別するようにした改良版です。標準CANとK-Lineを自動判別します。
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