ICSP について

ICSP

ICSP(In Circuit Serial Programming)とはPICをICソケットからはずすことなく、 基板組み込みのままプログラムを書き込む方法です。
ただし、PICライタのICSP端子にそのままPICを接続することはできません。
事前にICSPに対応した回路設計が必要です。

ICSP端子解説

まず、ICSPに必要な端子を解説します。
記号解説備考
VPP通常は12.5Vが供給されます。周辺回路に12.5Vがかからないように設計します。
VDD通常は5Vが供給されます。大電流を流すことができないため、周辺回路に流れないようにします。
GNDGNDです。共通GNDです。
PGCプログラム用クロック信号です。周辺回路と競合しないようにします。
PGDプログラム用データ信号です。周辺回路と競合しないようにします。
PGMプログラム方式の選択信号です。この端子のないPICもあります。周辺回路と競合しないようにします。


ICSP回路図

部品表

パーツ番号型番備考
R1110KMCLRのプルアップ抵抗です。
D1,D221S1588電流の逆流防止です。
JP42pin分離用です。
(C)2006 All rights reserved by Y.Onodera. inserted by FC2 system