DACCAP
- 2019-09-21 初版 Raspberry Pi Zero用DACCAP登場
- 2021-11-22 第2版 bullseye対応
- 2023-10-24 第3版 bookworm対応
- 2024-03-07 第4版 Raspberry Pi 5対応
はじめに
- DACCAPはラズベリー・パイZero用DAC拡張ボードです。
- ラズベリー・パイZero(Raspberry Pi)にDACCAPをセットします。
- ラズパイマガジン2019年4月号の付録基板として誕生しました。
- 使い方はラズパイマガジン2019年4月号をご覧ください。
- 電子書籍はこちらです。
- 紙の本はこちらです。
- ここではすべての解説を行いません。
- 補足のみを行います。
- 完成品と部品セットがあります。
- 完成品をお勧めします。
- 上級者向けの組み立てキットです。表面実装部品があります。誰もが組み立てられるわけではありません。
DACCAPの特徴
- DACにPCM5102Aを搭載しています。
- サンプリング周波数は8kHzから384kHzまで対応しています。
- アナログ電源用に専用レギュレータを搭載しています。
著作権と免責事項
- 個人利用に限定され、著作権者の許可なく商用利用できません。
- 直接間接に関わらず、使用によって生じたいかなる損害も筆者は責任を負いません。
- DACCAP (C)2019 All rights reserved by Y.Onodera.
情報のまとめ
動作確認情報
- 2024-03-04現在
- Raspberry Pi 2B/3B/3B+/4B/5B/Zero/ZeroW/Zero2W
- bullseye(kernel 5.10.x)
- bookworm(kernel 6.1.x)
- ※Raspberry Pi 3A+は未確認です。
- Raspberry Pi 4 の注意事項はこちらです。
- Raspberry Pi 5 の注意事項はこちらです。
RPI5:Raspberry Pi 5対応
- RPI5は多くの変更をしました。
- そのためRPI5対応しました。
- 多くのGPIO用Cライブラリ、PythonライブラリがRPI5に対応していません。
- WiringPiは廃止しました。
- GPIOのsysfs方式は廃止の予定です。libgpiod方式へ切り替えました。
- libgpiod方式はLinuxの標準機能として組み込まれています。
- 今後の主流になるでしょう。RPI5にも対応済みです。
- このため使用するライブラリをlibgpiodに変更しました。
- しばらく安心して使い続けられるでしょう。
- RPI5対応したgpiozeroライブラリも使います。
- gpioの代替コマンドraspi-gpioは廃止されました。pinctrlに切り替えました。
入手先情報
正弦波出力
- 20kHzの正弦波出力波形です。縦軸=1V/div、横軸=10us/div
- サンプリング周波数を48kHzに指定していますが、自動的に384kHzに変更しているようです。
- サンプリング周波数48kHzなら正弦波20kHzを2.4個の点で表現します。
- サンプリング周波数384kHzなら正弦波20kHzを19.2個の点で表現します。
ダウンロード・ファイル
- 更新することがあり、最新版をダウンロードください。
正誤表
改善情報
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