蛍光表示管
はじめに
VFD(Vacuum Fluorescent Display)グラフィックディスプレイモジュール(264 x 24ドット)GP1022を
入手したので、「メッセージボード」としてパソコンからコントロールしてみました。
双葉電子工業株式会社
電源について
さて、このモジュールは 24V(0.6A) と 5V(0.2A) を必要とします。
ACアダプタを2つ用意するのでは、使い勝手が悪くて仕方ありません。
そこで 24Vから 5Vを生成することにします。
定番の三端子レギュレータは以下の理由から適しません。
- 入力電圧が最大定格を超えている。
- 入力と出力の電圧差が大きすぎるため発熱する。
このため、DCDCコンバータの出番となります。手持ちのHPH12002Mモジュールを利用しました。
24V ACアダプタは1Aのものを使いました。
ソフト
VFD.zip(221KB)
ソフトウェアはRS232Cでコントロールするだけですので、プログラムそのものは簡単でした。
意外に大変なのはROMへのコード変換です。
- ROMの配列は「JISコード」を基準にしている。
- そのため、PCの標準である「シフトJISコード」を「JISコード」に変換する必要がある。
PC上から任意の文字を表示することができるようになりました。
Demoモードは文字をJISコードにしたがって順次表示させます。
感想
- このパネルは思いのほか大きいです。
- 5V生成のDCDC部はほとんど熱を感じられません。
- デフォルトのスクロールは早いので見ていると目を回します。
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