- ペンネームは一石(いっせき)。トランジスタは一石と呼ばれ電子回路の素を成していることに由来。
すべての物質は原子(アトム)からできているように、どんなに複雑な電子回路(IC,LSI,CPUを含む)もトランジスタからできており、象徴ともいえる。- ハンドル名はEinstein(アインシュタイン)。一石はドイツ語でEin + Steinということに由来。
- 少年時代より独学で電子回路の設計を学ぶ。学生時代にはZ80を使ったポケットコンピュータを完成させる。
- 大学の専攻は電子工学
- 論理思考に喜びを感じる。学生時代に物理、数学を得意とし、そこで鍛えられた論理思考がプログラム、回路設計に活かされる。
- 世の中にないもの(唯一、独創的、ニッチ)は作ってしまおうをモットーとする。
- ※どれくらい得意かといえば、全国模試で物理と数学は偏差値80台をたたき出しました。
- ※満点でも偏差値70台のことがあり80(上位0.135%)はなかなか出ません。やったことがないとわかりません。
- ※偏差値70までは努力で達成できますが、80は自分の力で達成できません。第三(神?)の力が必要です。
- ※物理と数学は毎回、満点か、ケアレスミスで1問間違えるだけでした。問題を頭から2回解いてケアレスミスを防いでいました。
- ※私にとって偏差値よりもどんな問題でも解いて見せることに重点を置いていました。正確にいうと能力を鍛えていました。
- ※当時、リーマン面の証明問題も解けました。きっと何を言っているのかわからないでしょう。
- ※最近になり、ふと思いつきで第三種電気主任技術者(国家資格)を取得しました。
- ※もちろん一発合格です(科目別合格制度があり、通常は2、3年かけて取得)。
- ※過去に受験したこともありません。通信教育も受けたことがありません。
- ※あまり知られていない資格ですが、古くからあり「士」が付いていませんが、この資格がないとできない職種があります。
- ※気象予報士のような感じです。
- ※子供のころにこの資格の存在を知っていましたが、当時は何のことやら理解していませんでした。
- ※なお自慢話ではありません。電気を語る者が一発合格できないなら恥ずかしいです。電気を語る資格があるでしょうか。
- ※電気の知識や理解度を試す目的でした。
- ※年に一度しか試験はなく、合格率は8%前後(偏差値なら64くらい)です。92%落ちます。しかも1回目の受験の合格率ではありません。
- ※ちなみに一発合格は受験者の1.5%前後です(偏差値なら71くらい)。この数値は後で知りました。
- ※科目合格制度がないと厳しいことがわかります。98.5%落ちます。
- ※気象予報士の合格率は5%くらいですが、年に2回試験があります(科目別合格制度あり)。
- ※第三種電気主任技術者試験は受験資格がなく、受験者も多いため正規分布に近く、この偏差値は正しいです(統計の信頼度が高い)。
- ※知名度が低いために過小評価が目立ちますが、第三種電気主任技術者試験は難関です。
- ※しかも1浪2浪でこの数値です。大半が浪人生です。1回目で合格できません。
- ※一発合格(1.5%、現役生)を公表してしまうと受験者が減ってしまうのを恐れているのかもしれません。
- ※学校の勉強は役に立つかと言われれば、直接役に立つことは少ないでしょう。例外として資格試験を除きます。
- ※しかし頭を鍛えることには役立ちました(脳の生長)。試験勉強ではなく能力を鍛えましょう。
- ※勉強ができる(試験で点数を取る)と頭がよい(頭脳明晰、思考や判断力)は(相関はありますが)本来別です。
- ※論理的な思考能力を鍛えることで、それが生きる上で役に立ちます。
- ※そして自分で獲得した能力は誰にも奪われることはありません。泥棒に盗まれません。
- ※社会にでると「嫌がらせ」「足を引っ張る人」「邪魔をする人」「人を操ろうとする人」「だます人」など様々な困難があります。
- ※しかし誰も「能力」を奪うことはできません。この能力で時には立ち向かい、時には回避します。
- ※試験勉強(試験対策)ばかりしていると、こうした能力が身に付きません。
- ※たとえば嫌がらせは試験で解決できません。
- ※試験問題に答えがありますが、世の中の問題に答えがありません。
- ※世の中を見渡すと、むしろ答えのない問題のほうが圧倒的に多いです。
- マイコン(PIC/dsPIC/ARM/mbed/Raspberry Pi)を使った回路設計、ファームウェア開発
- Windows上のプログラム開発(Basic, C)
- Unix, Linux(システム構築からプログラム開発まで全般。Java,Python,シェル)
- 論理思考に基づく問題解決
- ※なぜか社内の技術的な問題は私のところに集まり、いつも解決ばかりしていました。
- ※高い論理思考能力がないと問題解決できないからです。
- ※私の上司は出世します。私が成果をもたらし評価を得るからです。
- ※私と仕事上関わった方はみな大きな利益を得られ感謝されます。
- ※みな幸せになります。
- ※技術力だけではありません。会社の部署を超えて連携する仕事もしていました。
- ※あらゆる部署に顔を覚えてもらいました。
- ※営業部、マーケティング部、サービス部、経理部、法務部など、機会があれば顔を出してしました。
- ※だから何かあればどこの部署の誰と話せばよいかわかりました。交渉の方法も学びました。
- ※話も早くまとまります。各部署の仕事内容もわかり会社の仕組みも勉強になりました。
- ※社外の顧客とのパイプだけでなく、社内のパイプも重要です。
- ※パイプを築いておけば仕事が順調に回ります。
- ※人や組織や会社を動かすのは大変です。
ラズパイZeroを使い倒す本(ソーテック) 写真や図解でよくわかる「ラズパイZeroを使い倒す本」 ラズパイマガジン2017年4月号 「ラズパイに差すだけ!GPSボードで遊ぼう」 ラズパイマガジン2018年6月号 「特集2 音声で家電を操れるリモコンボード」 ラズパイマガジン2018年10月号 「特集2 温湿度・気圧を手軽に測ろう」 ラズパイマガジン2019年4月号 「特集2 ハイレゾ音楽を手軽に楽しもう DACCAP拡張基板の使い方」 ラズパイマガジン2019年10月号 「特集2 100V出力の非常用電源を作る、太陽電池の電圧は拡張基板で計測 」 ラズパイマガジン2019年12月号 「特集2 7個のLEDで時計やゲームを作ろう シンプルなライブラリで簡単操作 」 ラズパイマガジン2020年10月号 「特集4 AD変換器を自分で作ってみよう」 ラズパイマガジン2020年12月号 「特集3 抵抗1本でコンデンサ容量が測れる?! ラズパイが簡易容量計に変身 」 電子工作マガジン2013年夏号 「電流帰還方式のパワーアンプでスピーカーを鳴らそう」 電子工作マガジン2013年春号 「最新高音質DSPラジオ」 電子工作マガジン2017年夏号 「ハイブリッド真空管ラジオ」 トランジスタ技術2002年11月号 「低電圧PICライタとWindowsXP対応のライタの製作」 トランジスタ技術2006年1月号 「ガイガー・ミュラー計数管を自作したガイガー・カウンタ」 トランジスタ技術2007年9月号 「特集 新生PICマイコン・トレーニング」 トランジスタ技術2008年3月号 「dsPIC/PIC24対応のライタ」 トランジスタ技術2010年6月号 「定番8ビットPICの後継 PIC16F1827を試す」 トランジスタ技術2010年9月号 「お手軽ARMマイコン開発キットmbed」 トランジスタ技術2011年5月号 「USB PICマイコンPIC18F14K50用のブートローダ」 トランジスタ技術2011年6月号 「大気圧/湿度/温度を測れる高精度百葉箱の製作」 トランジスタ技術2011年8月号 「プリウス&フィット燃費チェッカの製作」 トランジスタ技術2012年6月号 「進化するPICの開発環境」 トランジスタ技術2012年7月号 「特集、第4章マイコン部門」 トランジスタ技術2013年2月号 「第6章無調整で常に受信良好!USBディジタル・ラジオ」 トランジスタ技術2013年6月号 「Internet Explorerでアクセス! PICイーサネット・サーバ・ボード」 トランジスタ技術2013年11月号 「ギュッと回して一発チューン!ポケットDSPラジオ」 トランジスタ技術2014年2月号 「第5章 付属の実験用プリント基板でICを動かす」 トランジスタ技術2015年7月号 「デジモノ電子工作天国[1]」 トランジスタ技術2015年8月号 「デジモノ電子工作天国[2]」 トランジスタ技術2015年10月号 「毎月増える! 電子工作の素[3]」 トランジスタ技術2015年11月号 「毎月増える! 電子工作の素[4]」 トランジスタ技術2015年12月号 「毎月増える! 電子工作の素[5]」 トランジスタ技術2016年3月号 「2×ラズパイ2で超高速計算! ホーム用I/Oミニ・スパコンの製作」 トランジスタ技術2016年8月号 「IoT電子工作ガジェット教材「Apple Pi」」 トランジスタ技術2017年1月号 「オールDIPで1日製作! 音声認識ハイレゾPiレコーダ「Pumpkin Pi」」 トランジスタ技術2021年4月号 「ラズベリー・パイで 簡易測定器をつくろう(1)」 トランジスタ技術2021年5月号 「ラズベリー・パイで 簡易測定器をつくろう(2)」 トランジスタ技術2021年6月号 「ラズベリー・パイで 簡易測定器をつくろう(3)」 トランジスタ技術2021年7月号 「ラズベリー・パイで 簡易測定器をつくろう(4)」 トランジスタ技術2021年8月号 「ラズベリー・パイで 簡易測定器をつくろう(5)」 トランジスタ技術2022年8月号 「ラズベリー・パイ製作!クルマ診断OBD-Uモニタ」 トランジスタ技術2023年8月号 「3,000円ちょっとでフル自作! ガイガー・カウンタ回路」 CQ ham radio 2017年1月号 (連載)作って合点! ラジオのしくみ「第1回ゲルマニウム・ラジオ」 CQ ham radio 2017年2月号 (連載)作って合点! ラジオのしくみ「第2回ストレート・ラジオ(原理編)」 CQ ham radio 2017年3月号 (連載)作って合点! ラジオのしくみ「第3回ストレート・ラジオ(製作編)」 CQ ham radio 2017年4月号 (連載)作って合点! ラジオのしくみ「第4回レフレックス・ラジオ(原理編)」 CQ ham radio 2017年5月号 (連載)作って合点! ラジオのしくみ「第5回レフレックス・ラジオ(製作編)」 CQ ham radio 2017年6月号 (連載)作って合点! ラジオのしくみ「第6回ラジオの製作に必要な工具」 CQ ham radio 2017年7月号 (連載)作って合点! ラジオのしくみ「第7回スーパーヘテロダイン・ラジオ(原理編)」 CQ ham radio 2017年8月号 (連載)作って合点! ラジオのしくみ「第8回スーパーヘテロダイン・ラジオ(製作編)」 CQ ham radio 2017年9月号 (連載)作って合点! ラジオのしくみ「第9回デジタル化の波が到来!DSPラジオ(原理編)」 CQ ham radio 2017年10月号 (連載)作って合点! ラジオのしくみ「第10回ワンチップで簡単!DSPラジオ(回路編)」 CQ ham radio 2017年11月号 (連載)作って合点! ラジオのしくみ「第11回ワンチップで簡単!DSPラジオ(製作編)」 CQ ham radio 2017年12月号 (連載)作って合点! ラジオのしくみ「第12回ラジオの歴史を振り返る」 インターフェース2015年8月号 「第2章実験する前にこれだけは!Bluetooth Low Energyの基礎知識」
「第3章いろんなAndroidとサクッ!BLE用mbedマイコンで温度センシング」インターフェース2022年10月号 「ラズベリー・パイPicoの始め方」 インターフェース2024年1月号 「第2部Wi-Fi通信編 第1章ソケット通信とサーバ構築」 ラズベリー・パイPico/Pico W攻略本 「ラズベリー・パイPico/Pico W攻略本」Picoラジオほか複数章担当 ARM32ビット・マイコン 電子工作キット 「第3章 Appendix トラ技チョコット・プログラマでDIP版ARMマイコンに書き込む方法」 エレキジャックNo2(May 2007) 「ソフトウェア・ラジオ用PLL発信器を作ってみよう」 エレキジャックNo3(August 2007) 「放射線測定装置を作ってみよう」 PICマイコン応用ハンドブック(CQ出版社) 「第2−2章 WindowsXP対応のPICライタ "PICer 3.0" の製作」 PICマイコン・スタートアップ(CQ出版社) 「第12章 付録基板で作るdsPIC/PIC24対応のライタ」
- ARM Cortex-M マイコン・ワークショップ2014(6/13)「C-01 8ピン・マイコンから始めるARM入門」
この他の活動としてPICクラブに参加し、毎回作品を紹介。
2009年8月1日、2日 2日コース(CQ出版社) 「マイクロコントローラをCコンパイルで料理しよう[第1回]」 2009年8月15日、16日 2日コース(CQ出版社) 「マイクロコントローラをCコンパイルで料理しよう[第2回]」 2009年10月11日、12日 2日コース(CQ出版社) 「C言語によるdsPICプログラム入門」 2010年8月14日、15日 2日コース(CQ出版社) 「C言語によるdsPICプログラム入門」 2010年11月27日、1日コース(CQ出版社) 実習・C言語によるdsPICプログラミング入門 [教材基板付き] 2010年12月4日、1日コース(CQ出版社) 実習・C言語によるPIC応用システム開発 [教材基板付き] 2011年2月13日、1日コース(CQ出版社) 実習・C言語によるdsPICプログラミング入門 [教材基板付き] 2011年3月6日、1日コース(CQ出版社) 実習・C言語によるPIC応用システム開発 [教材基板付き] 2011年4月30日、1日コース(CQ出版社) 実習・C言語によるdsPICプログラミング入門 [教材基板付き] 2011年7月3日、1日コース(CQ出版社) 実習・C言語によるPIC応用システム開発 [教材基板付き] 2011年9月25日、1日コース(CQ出版社) 実習・C言語によるdsPICプログラミング入門 [教材基板付き] 2012年1月15日、1日コース(CQ出版社) 実習・C言語によるPIC応用システム開発 [教材基板付き] 2012年7月16日、1日コース(CQ出版社) 実習・ZigBee準拠無線モジュール「XBee」活用の基礎 [教材基板付き] 2012年8月4日、1日コース(CQ出版社) 実習・C言語によるPIC応用システム開発 [教材基板付き] 2012年11月23日、1日コース(CQ出版社) 実習・ZigBee準拠無線モジュール「XBee」活用の基礎 [教材基板付き] 2013年3月3日、1日コース(CQ出版社) 実習・PICマイコンでグラフィックLCDやSDカードを動かす [教材基板付き] 2013年5月11日、1日コース(CQ出版社) 実習・C言語によるPIC応用システム開発 [教材基板付き] 2013年7月27日、1日コース(CQ出版社) 実習・ZigBee準拠無線モジュール「XBee」活用の基礎 [教材基板付き] 2013年8月31日、1日コース(CQ出版社) 実習・PICマイコンでグラフィックLCDやSDカードを動かす [教材基板付き] 2013年12月21日、1日コース(CQ出版社) 実習・PICマイコンでグラフィックLCDやSDカードを動かす [教材基板付き] 2014年3月1日、1日コース(CQ出版社) 実習・ZigBee準拠無線モジュール「XBee」活用の基礎 [教材基板付き] 2014年4月26日、1日コース(CQ出版社) 実習・8ピンDIPでARMマイコン初体験 2014年6月1日、1日コース(CQ出版社) 実習・PICマイコンでグラフィックLCDやSDカードを動かす [教材基板付き] 2014年6月28日、1日コース(CQ出版社) 実習・PICマイコンでキーボード入力&グラフィックス・ディスプレイ表示! [教材基板付き] 2015年3月14日、1日コース(CQ出版社) 実習・ZigBee準拠無線モジュール「XBee」活用の基礎 [教材基板付き] 2015年3月22日、1日コース(CQ出版社) 実習・8ピンDIPでARMマイコン初体験 2015年5月16日、1日コース(CQ出版社) 実習・mbed入門 2015年8月1日、1日コース(CQ出版社) 実習・ZigBee準拠無線モジュール「XBee」活用の基礎 [教材基板付き] 2015年8月9日、1日コース(CQ出版社) 実習・8ピンDIPでARMマイコン初体験 2015年10月10日、1日コース(CQ出版社) 実習・mbed入門 2016年08月13日、半日コース(CQ出版社) 実習・Raspberry Pi 用IoT実験基板”Apple Pi”の組み立て 2016年09月17日、1日コース(CQ出版社) 実習・Raspberry Pi3でIoT!電子工作ことはじめ 2016年12月24日、1日コース(CQ出版社) 実習・Raspberry Pi3でIoT!電子工作ことはじめ 2017年03月19日、半日コース(CQ出版社) 実習・ラズベリー・パイ「超」入門講座 2017年07月2日、半日コース(CQ出版社) 実習・ラズベリー・パイ「超」入門講座 2017年08月6日、半日コース(CQ出版社) 実習・ラズベリー・パイ「超」入門講座 2017年10月1日、半日コース(CQ出版社) 実習・ラズベリー・パイ「超」入門講座 2018年02月10日、半日コース(CQ出版社) 実習・ラズベリー・パイ「超」入門講座 2018年05月26日、半日コース(CQ出版社) 実習・ラズベリー・パイ「超」入門講座
2011年6月、エアーカウンターS(AIR COUNTER_S) の放射線センサー回路設計 2012年2月、マルツ LV-1.0 のソフトウェア開発 2012年12月、マルツ LV-1.0 アナログ入出力基板設計開発 2011年7月、ビット・トレード・ワン 空気ガイガーカウンタ設計開発 2012年9月、ビット・トレード・ワン アソーブUSB ラジオキット設計開発 2012年11月、ビット・トレード・ワン DSPラジオキット設計開発 2013年3月、ビット・トレード・ワン 電流帰還アンプ設計開発 2013年8月、ビット・トレード・ワン 電流帰還ヘッドホンアンプ設計開発 2013年12月、マルツ LV-2.0 システムマイコン設計開発 2014年3月、マルツ LV-2.0 DSD対応USBDAC設計開発
- 上記は紹介できる一例です。守秘義務の関係でご紹介できない事例が多くあります。
- 開発に半年や1年かけてもどうにもならず、依頼が回ってくることが多いです。
- 短期に解決し、非常に喜ばれています。
- はじめから依頼しておけばよかったとの声をいただいています。
- それまで半年、1年かけた人件費がすべて無駄におわり、何よりも開発時間をかけすぎてしまったために商機を逃しかねません。
- はじめから依頼を受けていたら短期開発、無駄なコストを削減でき、トータルコストを大幅に削減できたでしょう。
- ご相談いただいた結果、技術的に不可能な件はお受けいたしません。もし引き受けてしまうと逆にご迷惑がかかるためです。
- 最新技術を用いても不可能なことがあります。明日宇宙旅行したくとも現時点では不可能です。
依頼は電子メールでご相談を承ります。
- PICのトラブル解決
- 電子回路設計コンサル
- Linuxのソフトウェア開発
- 執筆
- 講師など
最近、回路設計に関わったことのない方、物づくりをしたことのない方から問い合わせを受けます。 会社がどのような仕組みで利益を出しているか、コスト意識などご存知であれば話が早いのですが、 この前提知識がないため、認識違いや誤解を生じます。 どういった工程で製品化されていくのか、簡単に解説してみようと思います。実際の工程はもっと複雑です。©2012-2022 All rights reserved by Einstein.なお、仕様決定後の仕様変更は別途費用が発生します。 仕様変更に伴う仕事が増えるからです。仕事は増やすけど費用は払わないというのは仕事とは呼びません。 次にコストについてみてみましょう。
- 仕様打合せ:クライアントさんの希望や要望を具現化する作業です。実はまだ漠然とした内容であることが多く、そのままでは曖昧で実現することができません。
- 回路設計:仕様を実現するためのハードウェア設計です。ただし最近のシステムは適材適所でハードウェアとソフトウェアを組み合わせて実現することがほとんどです。
- ソフトウェア開発:プログラミング作業です。ハードウェアだけでは難しいことをソフトウェアで解決します。
- 基板設計:回路設計上の部品は論理的な記号であるため、部品を具体的なプリント基板上に配置していく作業です。実は熟練の技術が必要です。単に部品配置して配線すればよいというわけではありません。
- 試作:基板設計ができれば製品化完了とはなりません。実際に試作して、正常に動作しているか、性能を発揮できているか、問題はないかなどを確認します。問題があれば修正や改良を加え、試作を繰り返すことで完成度を高めます。
- 量産化:試作品を量産化するための工程です。部品調達から始まり最終的な製品にするための全製造工程を確立する作業です。
- ドキュメント作成:簡単に言えばマニュアルの作成です。内部資料として設計段階での課題や問題点、改良点などをまとめます。どのような過程で開発されてきたかだけでなく、今後の製品改良に役に立ちます。
1人月とは
- 上記工程をみると開発コストの大半が人件費であることがわかります。
- 実は会社運営コストのうち、大半を占めるのが人件費です。これを人件費率と呼びます。
- 量産化するとコストが下がるといわれるのは、製造過程を機械化することで製造単価を下げることができるためです。
- 回路設計やソフトウェア開発を機械化することはできないため、人件費を削ることはできません。
- 機械化すると1個作るのも1万個作るのもコスト的に大差がありません。むしろ少量生産の場合、製造単価が高くつきます。
- 人件費の塊である開発費も回収する必要があるため、製品に上乗せしなければならないからです。
- 新車の試作車開発費用が一台数億円といわれているのは、材料費ではなく、開発に必要な人件費のためです。
- 自動車の重量は約1トンですから、鉄の材料費だけなら約9万円です。しかし鉄を買ってきただけで自動車は作れません。
- 決してどこかでぼったくられているわけではありません。
- 厚生労働省は最低賃金(時給)を定めており、これ以上の支払いをしなければなりません。
選択の自由
- このように開発コストの大半が人件費であることから、費用見積もりには人件費に基づいた見積もりが行われます。
- そこで1人月という考え方が生まれました。1人月とは一人が一ヶ月(通常は20日間)働いたときのコストです。
- たとえば、あるプロジェクトのコストが20人月と見積もられた場合、一人で20ヶ月かかるという意味です。あるいは20人なら1ヶ月で済むともいえます。
- もちろん、新入社員とベテランでは1人月単価が異なります。
- 人月単価という考えが万能かといえば、そうでもありません。しかしそれに代わるよい方法がまだないため現在も利用されています。
- 同じ仕事量をベテランは1日で完成させますが、新入社員は20日間かかるかもしれません。
- いくら時間を掛けても仕事を完成させることができない人もいれば、短時間で完成させる人もいます。
- 同じ時間を掛けて完成させたとしても、Aさんの作品は性能品質=50、Bさんの作品は性能品質=100のように異なります。
- 本来であれば「能力」と「成果」を加味した見積もり方法が理想です。
- ベテランのお医者さんに手術をお願いする方もいれば、研修医に手術をお願いする方もいるでしょう。
- ベテランへの依頼は一見コスト高に見えても、トータルで考えると実は安上がりだったりします。
- ベテランは豊富な経験を積んでいるため、的確に短時間かつ効率的に仕事をこなします。目に見えて結果がでるため信頼度も上がります。
- 一方経験不足の場合、長時間かつ非効率な仕事になります。何度もやり直すためトータルで考えると高くつきます。当然信頼も落ちます。
- 機械化された量産なら品質に違いも出にくいため、世界中どこで生産しても同じでしょう。
- しかし機械化できない人によるサービスは違います。歴然とした差があります。
- どちらを選択するかはみなさんの自由です。