ガイガーカウンタ
よくある質問
- 陰極に紙を使うのはなぜか?
紙は高抵抗膜(数Gオーム)であり、電荷消滅を穏やかにさせ都合がよい。
検出パルスがあまりにも短いと計測できない。
- 陰極の紙とリード線をボンドで接着して導通するのか?
高電圧においては、紙も導体に近い振る舞いをする。電荷は紙の上を移動する。ボンドで接続しても導通する。
- 作成したガイガーカウンタのトランスからピーと音がする。
トランス昇圧は他励式で発振している。その発振がトランスをわずかに振動させて音となっている。
- 電源を切っても空気ガイガー・ミュラー計数管から、チリチリ、プチプチと小さな音がする。
これが放射線検出による放電音である。電源を切ってもすぐには印加電圧が下がらないため、放電がおさまらず小さな音がする。
- ライタのガスはどの程度入れたらよいのか?
濃度により正しく動作したりしなかったりする。濃度と電圧の関係があるようで、最適値は今後調査してみたい。
- 太陽に向けるとカウントするようだ
太陽からの紫外線が計測に影響しているようである。入射窓を黒マジックなど塗り、紫外線をカットしてみるなど試してみるとよい。
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