大気中の放射線量情報
- 2011-03-25 初版
- 2011-04-15 第二版
はじめに
関心が高くなっていますので、大気中の放射線量情報を公開します。
- 計測は不定期です。
- 計測場所:都内某所
- 計測単位:uSv/h=マイクロシーベルト/時間
- 安全か危険かは各自でご判断ください。
- 一ついえることは安全な放射線などなく、放射線を浴びないことに越したことはありません。
- 人体にとって必要不可欠な栄養素と違い、生きるうえで放射線は不要です。放射線を受けないと生きていけないわけではありません。
- 自然界から致しかたなく微量の放射線を浴びているに過ぎません。
- 検査のため致しかたなく医療放射線を浴びているに過ぎません。
- 「直ちに健康に影響を及ぼすものではない」としても「何十年後かに健康に影響を及ぼすかもしれません。」
- 「緊急時の措置として」年間20mSvとは0.6mSvのレントゲンを年間33回受けることと同等です。
- 年間33回レントゲンを受けても健康に影響がないか医師に質問してみるとよいでしょう。
- ガソリン税の「暫定税率」が30年以上も続けられ、事実上「恒久化」したように、「緊急時の措置」が事実上「恒久的な措置」にならないことを祈ります。
大気中の放射線量情報
測定を継続しています。04/15現在まで横ばい状態にあります。平常時は20[cpm]前後です。
- 0.222[uSv/h]=24[cpm](2011-03-25,14:20)、正常値
- 0.250[uSv/h]=27[cpm](2011-03-24,14:20)、正常値
- 0.222[uSv/h]=24[cpm](2011-03-23,14:20)、正常値
- 0.296[uSv/h]=32[cpm](2011-03-22,12:30)、普段の1.6倍(微量)
- 0.203[uSv/h]=22[cpm](2011-03-21,14:00)、正常値
- 0.212[uSv/h]=23[cpm](2011-03-20,14:20)、正常値
- 0.185[uSv/h]=20[cpm](2011-03-19,12:20)、正常値
- 0.212[uSv/h]=23[cpm](2011-03-18,12:10)、正常値
- 0.231[uSv/h]=25[cpm](2011-03-17,12:30)、正常値
- 0.240[uSv/h]=26[cpm](2011-03-17,09:30)、正常値
- 0.212[uSv/h]=23[cpm](2011-03-16,12:10)、正常値
- 0.361[uSv/h]=39[cpm](2011-03-16,08:00)、普段の1.9倍(微量)
- 0.314[uSv/h]=34[cpm](2011-03-15,12:00)、普段の1.7倍(微量)
- 0.444[uSv/h]=48[cpm](2011-03-15,09:00)、普段の2.4倍(微量)
- 0.203[uSv/h]=22[cpm](2011-03-14,12:20)、正常値
- 0.185[uSv/h]=20[cpm](2011-03-13,12:20)、正常値
基礎知識
- 計測には自作のガイガーカウンターを使います。
- このガイガーカウンターはα線、β線、γ線を検出します。原発で使われている放射線測定器はγ線しか検出しません。そのため少し差があります。
- 精度は保証されませんが、目安にはなります。検出部の感度からuSv/h換算しています。
- 放射線測定器の単位は「マイクロシーベルト/時間」です。1mSv/h=1000uSv/h
- 人体への影響を考える場合の単位は「マイクロシーベルト」です。1mSv=1000uSv
- 低い(微量)放射線を長時間なら問題ありません。(地球上で生活する以上、自然界からのわずかな被曝は避けられません。)
例えば、0.25uSv/hの状態に1年間いた場合、0.25 x 24 x 365 = 2190uSv = 2.19mSvになります。
これは日本人が1年間に自然界から受ける平均放射線量レベルです。
- 高い放射線を短時間なら問題ありません。(もちろん被曝しないほうが好ましいです。)
例えば、25uSv/hの状態に24時間いた場合、25 x 24 = 600uSv = 0.6mSvになります。
これは胃部レントゲン1回と同等レベルです。(mSv/hレベルの超高い放射線の場合、短時間でも問題あります。)
- 高い放射線を長時間なら問題あります。
例えば、25uSv/hの状態に1年間いた場合 25 x 24 x 365 = 219000uSv = 219mSvになります。
がんの増加傾向があります。
- 放射線の基礎知識をご覧ください。
- 上記は外部被曝のみです。内部被曝(浮遊拡散した放射性物質の摂取)や化学的な害(浮遊拡散した放射性物質の毒性)は考慮されていません。
- 外部被曝は避難することができますが、内部被曝は体内に長くとどまり放射線を受け続けます。また放射性物質のウランやプルトニウムは毒物です。
(C)2011 All rights reserved by Einstein.